【前回(8月10日)CEC活動報告】
<参 加 者>2名(男性1名 女性1名)鷲見さん・小野
<活動時間>13:00~14:50
<活動場所>ぎふメディアコスモス 2Fつながる読書の部屋
1.スモール・トーク
1) 昨今、最も印象に残っている出来事・人物・番組・記事・スポーツなどは?
2)お好きなトピックで何なりと心行くまでどうぞ。
連日暑さを更新していた岐阜市でも、最高気温38.4度を記録したこの日はとりわけ暑く感じられました。いつものように、愛車(自転車)に乗り、メディアコスモスに着いた私は、クーラーで冷え込んだ館内に入った瞬間、身体中の汗が吹き出して、背中にひんやりしたものを感じましたが、総合受付で鍵を預かり、2Fつながる読書の部屋に着いた頃は、心身ともにすっきり。13時ジャストに鷲見さんがみえたので、いつものように和やかにチャットをスタートしました。戸外はうだるような暑さでしたが、淡いブルーの涼しげない出たちの鷲見さんとお話するうち、私は気持ちが軽快になるとともに、口もいつにも増して軽快に。13時30分まではノン・ストップで、互いの近況報告を話し込みました。真夏にもかかわらず、食欲旺盛な私と同様に、翌日には「伊吹山登山」を控えてみえた鷲見さんも夏バテとはまったく縁がないほど、体調がよさそうで何よりでした。13時30分から10分間ほどの「日本語タイム(四方山話)」後、どちらともなく、再び英会話スタート。個々の「夏の思い出」などを中心に、ざっくばらんにチャットを続けました。私は30年ほど前に、恵那郡山岡町で体験した「夏期休暇 外国人学生ホームステイ・プログラム(主催:山岡町ライオンズ・クラブ)」の「ボランティア体験」について話しました。ライオンズ・クラブ主催のこの恒例行事では、毎夏一人の外国人学生を3つのホスト・ファミリーでお世話。最終日は、広島平和記念資料館などを見学し、彼らに平和について考えてもらうという旅程でした。ホスト・ファミリーは一日~数日でローテーションする一方、私は彼らにずっと付き添い、ホスト・ファミリーを転々とし、そこで寝泊りする生活。最終日は、彼らと2人きりで「広島日帰り旅行」の強行軍後、瑞浪市内のカラオケ・スナックで夜遅くまでカラオケ三昧というおまけつき。私自身はそれを十分に楽しめたのでいいですが、最終日の「おもてなしラッシュ」に閉口した外国人学生もおり、とくに、カラオケ・スナックで、少し酔ったライオンズ・メンバーの方が、自身の好きな洋曲の数々を、彼にくり返し歌ってくれるようにとリクエストした際、彼がむっとしたことがあり、少しひやりとしました。こわばった表情で、”Never again !” とつぶやいた彼を見るや、それを「(彼は)真剣な顔で、”Again!(次の曲)”と言ってるぞ☺」とまったくの勘違い発言されている様子を見た時は、「僭越ですが、私も歌わせていただきます」と、私がマイクを手に取り、洋曲を歌い、また、デュエットしたことも、今ではよき夏の思い出です。
2.“Recent English Topic”コーナー
テーマ:「○○なしに何も得られない」
“Nothing gains without pains.”をもとに、”pains”に代わる言葉を考え、その意図を自由にチャットしてみました。「”pains” と似た言葉をもとに考えてみました」という鷲見さんは「”efforts”&”diligence”」をすぐに出され、それに倣って私は「比喩的に”rain”」の一言を出しました。これは「まさかの時に備える(provide for a rainy day)」と「gain とrain の韻を踏む」ように考えました。いずれの言葉も「コツコツ」という「昭和の発想」が色濃く出ており、そこにはいわゆる「画一的教育」「詰込み教育」の影響が少なくないと感じました。そこで、少し視点を変え、「平成の発想」で考えてみることに。平成にはいわゆる「個性化教育」「ゆとり教育」への転換があり、それらに伴って、「何かを得る(身につける)」ためのキー・ワードもまた変わってきました。「自分さがし」という言葉が市民権を得るにつれ、「自己表現」「自己実現」をはじめとする「自己」をより鮮明に打ち出すことをよしとする教育も台頭した平成。それに見合った単語から考えていくと、私がまず浮かんだのは「自信(confidence)」。他者の存在を十分に尊重しつつも、自分のよさや持ち味を余すところなくアピールしていくためには、躊躇したり、物怖じしたりすることなく、むしろ、試行錯誤を楽しむ。自分にしか(でき)ない何かを作り上げ、それを「自信(confidence)」としつつ、より大きな試行錯誤、さらに、より大きな成長を遂げるべきだと思うのです。他人がどう思おうと、どうしようと、自分は自分。そんな自信こそすべてだと私は思います。一段落後、「〇〇なしに」の部分だけを使って、さらにチャットを続けました。鷲見さんの瞬時の答えは「花なくして、人生なし(No flower, no life.)」。ペア・チャットで、自宅の庭に咲く四季の花をときおり聞かせてくださる鷲見さんならではの名答に得心するとともに、思わず「座布団一枚」の心境でした。私もその場で考えてみましたが、気の利いた(?)答えがさっと浮かんでこなくて、今回は先送りとさせていただきました。とともに、これは個々の生活感、価値観、人生観などが端的に表現できるトピックではないかと考え、31日にみなさんで交流し合えたらどうかとも思いました。