Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

2月20日活動報告

【前回(2月20日)CEC活動報告】

<参 加 者>6名(男性3名 女性3名)大口さん・川那辺さん・鷲見さん・徳丸さん・永田さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング 

 「寒の合間」といえるほど暖かかった週末、私がZoomを立ち上げる前に、みなさんのチャットはスタート。和やかな雰囲気が、パソコン画面越しにもあふれていました。その流れに乗るように、ウォームアップからみなさんは饒舌で、それぞれに話題にホットな反応が続きました。オープニングをされた鷲見さんは、ご自身がGICでスタートされた「英語講座」について、とてもよい刺激を受けつつも、英会話の堪能な方ばかりの中におけるご苦労を話されました。イニシャティブをとりにくい講座において、今後鷲見さんがどのようにご自身の立ち位置をとっていかれるか。今後も「講座レポート」をしていただきながら、できればご縁のあるメンバーを紹介していただけたらと思います。徳丸さんは自身が主催されている英会話サークル「SPR」と長年続けてみえる「日本語ボランティア」での活用を通じ、そのスキルを日々向上してみえる「Zoom」について話されました。必要に迫られてスタートさせたZoomでしたが、「使えば使うほど」にその便利な機能に感心。使えるTPOを自ら増やしたくなる。そんなZoomの魅力は、私同様に徳丸さんも膨らむ一方だと感じました。どんなミィーティングを主催するにせよ、「ホスト」には相応のスキルが求められますが、とくに、進行スキルは貴重な経験にもつながります。CECにおいても、メンバーが回り持ちでホストを担当し、サークルの担い手の一端を楽しまれてはどうかと思います。川那辺さんは、徳丸さんとは別の「日本語ボランティア」における近況報告をいただき、永田さんは、鷲見さんとご一緒してみえる「英語講座」での様子をお話されていました。大口さんは「コロナ・ワクチン」に関し、医療現場に近いからこそわかるご意見をいただきました。確かな情報は多ければ多いほどよいと実感しました。私は、過日「コロナ片付け(?)」の折り、偶然に見つけた、高校時代に読んだ一冊の本について話させていただきました。本の題名は「英語のことわざ(竹中静子・宮崎弘徳/大泉書店)」。高校2年生の頃、英語テストの得点に伸び悩むばかりか、英語学習が“超スランプ”にあった折り、思い切って当時の英語教諭A先生に相談したところ、「まあ、読んでみなさい…」という感じで薦められた本です。学校と家庭の英語学習だけでも手詰まりだった私に、追い打ちをかけるように、しかも、「学習参考書」でなく、いわゆる「趣味の英語本」の類の本を紹介された先生。その真意を計りかねていましたが、「英語教育の第一人者」と一目置かれていた先生の貴重なアドバイスとポジティブに考え、とにかく読んでみました。ことわざそのものは嫌いではなかったからか、思いの外に読み進めている自分にまずは驚き。単語や文法はもちろん、語法、英語文化や英語の論理的思考の一端まで、思いがけない学びに接し、自身の英語学習の幅が広がったと感じました。あれから40年。英語のことわざはもちろん、偉人の名言、箴言にふれ、ときにわが人生を思索することは、今に続く私の英語学習の核です。

 

【前回反省と今後のCECに関する提言】 

 久しぶりの「Zoomトラブル」により、スタートがずれ込み、みなさまにご迷惑をおかけしました。原因がまだよくわかっていないため、今後も同様のトラブルに見舞われる可能性があります。その節はご了解をいただくとともに、今回起きたトラブルの原因がわかる方はぜひご一報ください。前回に続き、「幼児英語教育」をトピックに進められた後半は、前回同様、さまざまな立場、さまざまな視点から、みなさんのご意見をいただくことができ、思い切りの話し合いができたと思います。スタートは鷲見さんが「ダンス」「歌」などを交えた「早期英語教育」が、多くの子どもたちの英語学習に好ましい影響を及ぼし、その後の英語学習のモチベーションにつながりやすい事例を語られました。鷲見さんの「ほめ言葉」によって、生き生きと「英語活動」を進める子どもたちが目に浮かび、「英語の楽しさ(English learning for fun)」の大切さについて、とても考えさせられました。一方で、「ネイティブにより近い発音」を目ざして、「英語学習スタートは幼少期」という昨今の潮流への疑念も出て、それは商業主義のキャッチコピーの一つではという意見も出ました。さらに、グローバル社会に活きる「日本人」としてのアイデンティティを確立する過程では、「英語能力」以上に「自己表現力」、その礎となる「日本語能力」向上こそが不可欠だというご意見をいただきました。グローバル化の波に乗りながら、「日本人」たる自分に自信と誇りを持てる教育を打ち立てる。その戦略の一つとして英語を学ぶ。そんな視点もまた求められる時代ですね。