Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

3月20日活動報告

【前回(3月20日)CEC活動報告】

<参 加 者>5名(男性3名 女性2名)大口さん・川那辺さん・小枝さん・徳丸さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング 

 SPRから小枝さんが初参加されて、新風を吹き込まれた前回CEC。阿吽の呼吸でおしゃべりを楽しむ旧メンバーと新メンバー小枝さんとのやりとりには、新たな出会いによる手探り状態があり、ときにほどよい緊張感もあり。年度最後の活動として意味があったと思います。「春(spring)」がテーマのおしゃべりは、文字通り「スプリング」のような躍動感にあふれ、打てば響く問答が続き、話がたいへん盛り上がりました。「春から連想するもの」で最も多かったのは「花見」。とくに、小枝さんが話された「名古屋城の花見の幻想的な風景」は全メンバーが思わず聴き入り、私自身「コロナ明け」に足を延ばそうと思いました。「城と石垣と桜」は、春を語るには最強の取り合わせ。小枝さんは、風の強い、桜の花弁の舞う中で花見を堪能されたそうですが、淡いピンクの花弁が、風に舞い、足下で優雅に舞っている様子を「踊る(dancing)」という言葉で紹介され、その情景が私たちにも“ありあり”とイメージできました。私はかつて「絵葉書」でそのような光景を見て、つい見入ったことがありますが、それを実際に見たらさぞかしだろうと、改めて思い出しました。花見については、その後もメンバーのみなさんのご意見が続き、県外へと足を延ばされる方がみえたり、県内外の「桜の名所」をご存知の方が多いと知りました。一方、現役時代は勤務先近くの桜を愛で、心新たに新年度を迎えてみえた徳丸さん、近所の学校の校庭に咲き誇る見事な桜を見ては、春を感じてみえる「桜ウォッチャー」もみえ、「桜に春を感じる」、しばしば「桜に人生を重ねる」。そんな日本人的メンタリティが私たちの心にはあると実感しました。私にとっての「花見」といえば、大学1年春の「母校空手道部 新入生歓迎花見」。仮入部から入部となった直後、大学裏の丘で行われた花見は「新入生が主役」とはいえ、準備から片付けまですべて新入生で進めねばならず、新入生にとって、正直言って、有り難迷惑といえる代物でした。「ビールケース数ダース」に加えて、大小多くのつまみのパック。それらすべてを新入生で分担して丘(というか、ちょっとした小山)へと運び入れるのはけっこう難儀。稽古後の花見は、まだ稽古に慣れていない新入生には「1日2回」稽古があるようなもので、相当しんどいものがありました。さらに、「武道系部活動」の例に漏れず、道場から会場(?)までは裸足。そこに着くまでに、すでに私たち新入生は「お疲れモード」全開でした。しかし、本当に難儀だったのは、言うまでもなく、花見そのもの。花見という名の「飲み会」では、頭の先から爪の先までビール漬けになるほど、ビールを流し込まれました。「人生初のビール体験」は忘れられない思い出で、懐かしい一方、悪夢でもあり。最後に新入生だけで片付け、どうやって下宿まで戻ったのか、思い出せないほど飲みました。その花見で、稽古とは違う、笑顔満面の先輩たちが、私たち新入生に代わり代わるビールを注いで回っていた姿にふれ、「わが大学生活4年間を空手道とともに」と固く決意したのは確かです。

 

【前回反省と今後のCECに関する提言】 

 “Breaking News English”はひとまずおき、”Current Topics”として「春(spring)」をトピックに、おしゃべりを楽しんだ前回CEC。前述のように、小枝さんの加入により、いつにも増して、話が弾みました。「花見」以外には「花粉症」も話題になり、数年前からその症状が突然出て驚かれた小枝さん、現役時代は国内外で度重なる転勤があったにもかかわらず、どこの土地でも花粉症を経験することのなかった徳丸さんなど、それぞれの体験を具体的に話していただきました。私自身は大学を卒業し、初任地だった恵那郡山岡町で3年間の花粉症に悩まされ、毎春じれったい思いをしました。とりわけ、右も左もわからなかった土地で、右も左もわからなかった仕事を、多くのベテランに囲まれて始めたばかりの初年度、ただでさえうまくいかない日常生活に、唐突に花粉症を発症したとわかった時は「大学4年間、空手道で鍛え上げた自分が」などという見当違いな憤りさえ感じました。ところが、地元に戻ると、嘘のように雲散霧消した花粉症。それはもう呆気ないほどで、その後30年以上再発はありません。それでも、恵那で悪戦苦闘した花粉症の記憶は深く刻まれ、現在進行形の方々のご心労には今も心を寄せることはできるつもりです。「国民病」といえるほど、日本中に蔓延する花粉症は個別に有効な治療薬はあっても、根本的な治療が難しいという点で難病といえると私は思います。「心機一転」のこの季節にあっても、花粉症に心身が左右され、今はエンジンがかかりにくい方々には、お力になれることはして差し上げたいものです。