Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

7月31日活動報告

【前回(7月31日)CEC活動報告】

<参 加 者>4名(男性2名 女性2名)小枝さん・鷲見さん・松本さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング 

 4度目の「緊急事態宣言」下、賛否両論が渦巻く中、華々しい開会式に始まり、あっという間に折り返しに差しかかった東京五輪。そのたけなわの7月最終日、CECも実にホット(?)な活動ができました。14時35分までは、お互いの近況報告後に、フレクシブル・トーク。「朝活(散歩)」で思わぬ日焼けをされた鷲見さん、「二度目となるワクチン接種」で思わぬ副反応に見舞われてみえた小枝さんなど、この3週間で各自に起こった「思わぬこと」をもとに、おしゃべりは弾みました。私は7月中旬に「ワクチンクーポン」が届き、ワクチン接種がいよいよ現実味を帯びてきましたが、副反応の様子を身近に見聞きし、さらに今回はみなさんから聞き、遅まきながら、少なからず怖気づいています。ワクチン接種が始まった頃「早く打ちたい」と心待ちにしてにもかかわらず。いずれにせよ、8月中にはワクチン接種を迎えますが、それは「副反応」も織り込み積みで臨むしかないと覚悟しました。14時40分からのトピック・チャットでは、「自分にとって学びとは」をざっくばらんに語り合いました。オープニング・トークでは、鷲見さんから「楽しみ(fun)」、小枝さんから「満足する(satisfy)」などのキー・ワードが出て、みなさんもそれに大いに賛同されるとともに、後に続いたご意見からも、「学び」を主体的、能動的、ある意味、「習慣的」にされていることに感じ入りました。日々の学びを通じ、「新しいこと(something new)」を獲得することは知識や情報の蓄積はもちろん、活用次第では「心の新陳代謝」にもつながります。松本さんが「学ぶことは精神と頭脳(mind and brain)を鍛えるであり、それは自分にとって、身体を鍛えることと同じこと」といわれましたが、実に言い得て妙でした。一方で、インターネットをはじめ、一昔前は信じられなかった「学びのきっかけ」にあふれる昨今、その玉石混交ともいえる知識や情報から、自分にとってより価値ある学びを獲得していくためには、相応の判断力も求められる時代になってきています。いわゆる「メディア・リテラシー」あってこそ、知識や情報も有効に、有益に活用できるのであり、それなしに無条件にすべてを受け入れ、頭でっかちになることは少なからず問題でしょう。「人間、とりわけ、身近な人たちのよくない振る舞い(bad behavior)からも学べる」といわれた松本さんのご指摘はこうした流れに一脈通じると思いました。俗にいう「反面教師が人間を一回り大きくする」という事実は、人生の節目で私たちが体験するところでしょう。もちろん、「他者を受け入れる(accept other people’s ideas and opinions)」という小枝さんの発想も学びには不可欠です。「人は人の中でこそ真に人になる」といわれますが、他者との豊かな関係性なしに、豊かな学びは期待できず、その意味で、「他者を受け入れ、他者に学ぶ」ことは「学びの本質」と私は考えます。「学び」は試行錯誤の連続で、人生の折々で変わるもの。生涯追い求めながらも、生涯その正解が見つかるとは限らないものかもしれませんね。だからこそ学びは楽しく、人は学ぶのでしょう。

 

【前回反省と今後のCECに関する提言】 

 話し合いが進むごとに「学びは楽しみ(pleasure)」という共通認識が広がった前回のCEC。その前向きなトーンに浸ることができただけでも、サークルを開いた甲斐があったと私は思います。そんな意見交流後、私は一つみなさんに「ファイナル・トピック」を提供させていただきました。「studyとlearn とのイメージのちがい」です。似て非なると思われる2つの言葉のちがいとして、前者から受けるイメージは「教科(subject)」「宿題(assignment)」「学校(school)」「学術的(academic)」「カリキュラム(curriculum)」、後者から受けるイメージは「何か新しく美しいもの(something new and beautiful)」「個々の人生(indivisual life)」などでした。日本語における「勉強(勉めて強いる)」「学習(学んで習う)」のイメージがそのままスライドしていました。私見として、「学び(learn)」はその中央に「耳(ear)」があることから、日本語の「耳学問」を、その後半は「得る(earn)」があることから、知識や情報はもちろん、生きるためのさまざまなスキルを身につけていく過程をイメージします。15時20分過ぎに、みなさんにユニークな「ファイナル・アンサー」をいただきましたが、私は「学びはジムに通うようなもの(going to the gym)」という松本さんの一言が印象に残りました。「学ぶ」とは何も格式ばったことではなく、ジムで気軽に汗を流すくらいにありふれたこと。さらに、汗を流さないで身体を鍛えられないのと同様、学ばないで精神と頭脳を鍛えることなどできないと、話し合い全体を通じて、再認識しました。