Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

12月23日活動予定

【次回(12月23日)CEC活動予定】

TOPIC:My kanji of the year(今年の私の漢字)

1. What image are you in mind when you hear the word “kanji” ?

2. Was 2023 a good year for you ?

3. What was your most impressive episode in 2023 ?

4. Tell us your kanji of the year and the reason why you picked it up ?

5. How about talking freely about 2023 ? 

 令和5年もあっという間に2週間余となりました。ご縁をいただき、装いも新たにスタートできたCECは、今年の私のプライベートに大いなる張り合いをもたらせてくれました。メンバーのみなさんに改めて感謝申し上げます。そのCECもいよいよ23日が今年ラストとなり、年末恒例の「私の今年の漢字」を交流し合いたいと思います。慌ただしい年の瀬に一息つかれ、自身の「令和5年」を思い起こし、「私の今年の漢字」を選んでいただくとともに、それにまつわるエピソードなどをお話しいただけたら幸いです。今年をしめくくる、にぎやかな「年忘れチャット」を楽しめることに期待しています。尚、今回は親睦も兼ねた、長めのフィードバックをと考えております。気軽なドリンクでもご用意いただき、今年のCECの振り返りはもちろん、ざっくばらんな四方山話に大いに花を咲かせませんか? 相変わらず、みなさんのご参加を心よりお待ちしております。

 

【今後の活動予定】☞ 1月13日(土)  

 

 

 

 

 

 

12月9日活動報告

【12月9日(土)CEC活動報告】

<参 加 者>4名(男性2名 女性2名)小枝さん・内田さん・長瀬さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング 

 師走の近況報告は、内田さんの「日本語教師」としての模擬授業からスタート。①より多く生徒の発話を促す ②日本人が日本語を習得していく過程を踏まえ、できるだけ文法に頼らない の2点を実践するために、入念に準備をされている様子をうかがいました。一方、小枝さんは自身が高校生に英語を教えてみえた頃、より確かな文法の定着に向け、ご苦労された体験を「前置詞」の指導を例に話されました。学校現場での英語教育では、「言語習得(skill-getting)」から「言語使用(skill-using)」へ移行して久しく、それなりのノウハウもストックされてきましたが、その違いは学校間はもちろん、教員間で大きく、言うは易し、行うは難しという状況が続いています。「習うより慣れろ(Practice makes perfect.)は語学学習の真髄だとは思いますが、慣れる前に飽きたり、挫折しては元も子もありません。生徒たちが、語学学習を(興味関心を持って)継続できる「学習習慣」をどのように形成していくか。まずは、より効果的、より効率的な「学習教材」を提供し、「完璧に習い、完璧に慣れる(Perfect practice makes perfect.)」ような指導ができるか。それが、語学教師の難しさであり、醍醐味だと私は思います。今後も折々に、内田さんに授業報告をいただき、「語学(学習)」についての四方山話が交流できたらいいですね。トピックに入り、まず「習慣(habit)」のイメージを交流すると、内田さんから「ルーチン(routine)」、小枝さんから「健康志向(health-consciousness)」、長瀬さんから「仮眠をとる(taking a nap)」が。いずれも即座にメンバー全員の賛同を得られるものばかりでしたが、還暦過ぎた私にはやはり、小枝さんのいわれた「健康志向」を抜きにした習慣は考えられないばかりか、今後の自身の人生の質を保つために、今後さらに考えていかなければと再認識しました。小枝さんはさらに「テレビショッピング」にはまると、“衝動買い”の誘惑にかられることがあり、それも習慣の一つかもしれないと続けられました。実は、「クレジットカード」を持たない「現金主義」、「ネットショッピング」の経験のない「店舗購入主義」というシーラカンス級の経済観念を持つ私でさえ、「テレビショッピング」のセンセーショナルな放送が流れてくると、耳目をそばだてていることがあります。とくに、トレーニング機器のそれには目がなく、これまでに「ビリーズブートキャンプ」「ロングブレス」などは別ルートで商品を購入。最近では、草笛光子さんの「ナイスデイ(Nice Day)」のCMでなぜかテンションが上がります。一方、長瀬さんのいわれた「仮眠」の効用は今では多くの人の知るところですが、私自身は職員室でときおり仮眠をとり、英気を養ったものです。職場は変われど、それを「仕事のため」と自身に言い聞かせ、周囲もそれを認知してくれていました。「信ずるものは救われる」とばかりに、それを頑なに信じ、何ら悪びれることなく、それを実践していた私ですが、本来は長瀬さんがいわれた通り、仮眠が「良い習慣か、悪い習慣化」は、TPOによると実感し、かなり遅まきながらはっとしました。「仮眠」に限らず、習慣の良し悪しは一概にいえるものではなく、年齢も含めて、個々の置かれたTPOによっても、大きく変わり得るものだという意見には得心しました。「習慣は人格を形成するか」を話し合うと、長瀬さんから「マザー・テレサ」の箴言が。「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか人格になるから。人格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから」。人間の人間たる所以を簡潔に、力強く言い切った、この歯切れのよい箴言。今後の人生の道標にしたいものです。小枝さんは「良き習慣は日々の努力の積み重ね」という立場で、「習慣こそ、目標や目的、夢などを実現するためのパスポート」であり、逆に「良き習慣のないところには、大きな充実感や達成感もない」とまとめられました。「努力と習慣は表裏一体」は私たちの多くの共通認識ともいえますが、そのどちらも「本物」にしていくためには「継続」こそが不可欠だといわれた内田さん。「継続は力なり=継続は習慣なり」。それを強固な意志でどこまで身につけていけるかが、マザー・テレサ箴言にある「運命の主体者」になれるかの分岐点になりそうです。さらに、「習慣を含む諺」として、「塵も積もれば、山となる(Many a little makes a mickle.)」「鉄は熱いうちに打て(Strike the iron while it’s hot.)」が出ましたが、この二つは同時に「躾(discipline)」の要諦であり、「習慣=躾」という観点で、話し合いは進行。「親の躾で最も覚えていること」は、小枝さんは戦中戦後のご苦労をされたご両親の口癖ともいえる「努力(effort)」、長瀬さんと私は奇しくもまったく同じ「挨拶(greeting)」。そのいずれも、個々の「習慣」にできたことに対し、親への恩義を感じずにおられませんでした。しかし昨今、親の落ち度は言うに及ばず、ネグレクト、虐待など目を覆いたくなるような悲惨な状況が至るところで見聞される一方、声を上げられない子どもたちが巷にあふれています。躾がされず、習慣もなく、何より、親の愛を受けられないばかりか、ときに、親の憎悪を一身に浴びる。そんな子どもたちが救われるように、まずは親たる者、「三つ子の魂 百まで(A leopard cannot change its spots.)」の重みを一時も忘れてはならないと心底思います。最後に私から、すべての動物が持つ個々の「習性」から一歩を踏み出し、「習慣(できて当たり前)」から豊かな「資質」を磨き上げる人間のすばらしさ。一方、「悪癖(できなくて当たり前)」を高じさせ、「依存」から「病気」にもなりうる人間の愚かさを紹介させていただき、今回も和やかで実りある例会を閉じさせていただきました。

12月9日活動予定

【次回(12月9日)CEC活動予定】

TOPIC:Habit(習慣)

1. What image are you in mind when you hear the word “habit” ?

2. Do you have any good or bad habits ?

3. Do you think that habits shape a person’s character ?

4. What do you think of the proverb, “Habit is the second nature” ?

5. Do you have any favorite quotes related to habit ?

6. How about talking freely about habit ? 

 前回「やる気」を引き出す要因について考えていくと、「内面的」「外面的」、「ポジティブ」「ネガティブ」など、多様な見解ができると実感しました。さらに、内面的でポジティブな要因の一つとして、「習慣(habit)」が挙げられると感じました。朝起きて、夜寝るまで、私たちは日々新たな(人やもの、出来事などとの)出会いを得る一方、一日のかなりの時間を個々の習慣で埋め合わせています。「時は金なり」はそのまま「習慣は金なり」と言い換えても、決して過言ではないと私は思います。さらに、「習慣は人なり」という人もあります。師走に入った今、一呼吸置き、新年に向け、「スタート(or ストップ)させたい習慣」について考えてみるのもよいのではないでしょうか。次回はそんな観点も踏まえながら、トピックを「習慣(habit)」としました。よろしくお願いいたします。

 

【今後の活動予定】☞ 例会終了後に相談  

 

 

 

 

 

 

11月25日活動報告

【11月25日(土)CEC活動報告】

<参  加  者>4名(男性2名 女性2名)小枝さん・内田さん・長瀬さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング

 「秋来たりなば、冬遠からじ」と思えるほどの急激な冷え込みが日本列島を覆う昨今、CECは「秋」を感じる近況報告が続きました。小枝さんはご友人のコンサートに行かれ、そこで耳にされたお気に入りの英語の歌の由来を話されました。会場となった「サラマンカホール」は、県下では屈指の音響設備を誇り、合唱のさかんな中学校はそこで「合唱祭」や「卒業記念合唱CD録音」を行います。私自身も「卒業記念合唱CD録音」に立ち会ったことがあり、ステージに立つ卒業生をステージ下から、何ともいえない思いで見つめていたことを忘れることができません。長瀬さんは最近、ご夫婦で「山岡家」の「朝ラーメン」を楽しまれているとのことで、「カロリーを気にせず、心置きなく食べられる」魅力にはまってみえるご様子でした。北海道ご出身で「味噌ラーメン」を愛される長瀬さんのお話から、「博多ラーメン(豚骨)」「喜多方ラーメン(福島)」などの「ご当地ラーメン」、さらに、東海3件の「寿がきやラーメン」へ話題は飛びました。中高生時代、寿がきやラーメンをこよなく愛し、とくに、高校時代は下校途中にたびたび立ち寄っては、ラーメン&スイーツを堪能していた私。ところが、学生時代にわが家に遊びに来た関東在住の友人に、自信を持ってそれを薦めたところ、口にした瞬間「何だこれは…」という反応をされ、呆然としたことがあります。好みがあるとはいえ、素朴な味わいは万人受けするものと確信していただけに、当時の私は「世の中は広い」と妙に納得したものです。小枝さんから「文化の秋」、長瀬さんから「食欲の秋」を語っていただきましたが、紅葉もあっという間に過ぎ去りそうな今秋は、年の瀬もあっという間にやって来るようなあわただしさを感じます。今から師走の心がけをしたいものですね。「テーマ・チャット」は「やる気(Motivation)」について、思った以上に話を深めることができました。オープニングで、小枝さんはご近所のお子さんに英語を教えてみえた頃、彼らへの「意欲づけ」はひとまず置いて、「受験英語」を強いていた気がすると話されました。限られた時間で効率的に教えるためにはやむを得ない面はあったにせよ、英語学習の「必要性」から「醍醐味」にふれるような教え方ができたら、彼らの「やる気」も変わっていたかもともいわれました。とはいえ、「教え方」も「学び方」も十人十色。「受験英語」が性に合うばかりか、それが好きという生徒は少なくありません。そこが教育の難しさであり、楽しさだと思います。長瀬さんは「やる気」を引き出す複数の要因を話されましたが、ご自身の体験では「悔しさ(chagrin)」こそが、やる気を燃え上がらせると感じてみえました。カナダのESL在籍時、周囲の学生の英語力にふれ、「(日本で)もっと英語を勉強しておけば」という悔しさがにじむとともに、その反動が「英語学習への動機」に直結したとのこと。カナダではさらに、ネイティブ並みに英語を操り、テレビを見るたびに、見聞きした新しい表現をメモする、バス車内の折り込み広告にじっと目を凝らす、ネイティブ同士のおしゃべりに聞き耳を立てるなど、生活のありとあらゆる局面を「英語と関係づける」方と出会い、大いに触発されたというエピソードも紹介されました。「英語〇〇」といえるほど、英語学習に打ち込める彼の「動機」には、英語学習の本質があるのはまちがいなく、私も身近にそんな人がいたら、英語学習も変わっていたかもと思わずにおられませんでした。私は「やる気」を引き出す「3P」を、恒例にしたクイズで出題させていただきました。小学生の頃の私にとってのそれは「罰則(penalty)」。宿題をやらない私に勉強をさせたのは、担任教師の「罰則(penalty)」でした。勉強の意味がそれなりにわかってきた中高生の私にとってのそれは「目的(purpose)」。目先の成績に始まり、進路に至るまで。折々の状況に合わせた目的が私のやる気を育みました。社会人になって以降は、周囲の厳しくも、温かい諸先輩はもちろん、自分にはない、自分とは異なる才能を持った後輩、さらに、可能性と豊かな感性を持った教え子、すなわち「人間(person)」が、折々の私のやる気を高めてくれました。「やる気を引き出す引用(motivational quote)」としては、小枝さんが「遅すぎてもやらないよりはよい(Better late than never.)」を、ご自身の来し方行く末への感慨とともに語られました。内田さんは「同じ目標を持った人間を見つけろ(Find a person who has the same targets.)」を、ライバルと切磋琢磨するスポーツ選手を例に紹介されました。英語学習では、詳細を述べ合ったり、議論を深めたりするためには、学習者相互の英語能力はもちろん、目的にばらつきがあっては、やる気を削がれたり、やる気に水を差されることになりかねません。「目標」をシェアできることはある意味、仲間同士で英語を学ぶ大前提かもしれません。私は人生最大の師ともいえるブルース・リー箴言の一つ「真に生きるとは他者のために生きること(Real living is living for others.)」を、彼の哲学とともに話させていただきました。没後半世紀の今年、世界各国で今もそのカリスマ的人気を誇るリーは、その全生涯を「自己表現」、しばしば強烈な「自己主張」で貫き、少なからず「ナルシスト」であったようです。そんな「自分」にしか関心を持っていないかのような彼が、人生のありとあらゆるものを手に入れた後に残した箴言の中に「他者(others)」という言葉があるのは意外でしたが、それが「社会的動物」といわれる人間たる所以なのでしょう。リー信者としては、これをひたすら実践するのみです。

 

11月25日活動予定

【次回(11月25日)CEC活動予定】

TOPIC:Motivation(やる気)

1. What image are you in mind when you hear the word “motivation” ?

2. What made you motivated to learn English ?

3. Who was the most motivated person you have ever seen ?

4. Do you have any motivational quotes ?

5. How do you motivate the people (who hesitate to express themselves) ?

6. How about talking freely about motivation ? 

 前回「時間」についてのチャットが、内田さんの模擬授業の話題をきっかけに、思いがけず「英語の授業」へ展開。「教える側」「教わる側」の立場からチャットを広げ深めるうちに、「人前での自己表現を躊躇しがち」な日本人のメンタリティまで話題が広がりました。日本人は「当たって砕けろ(Go for broke.)」よりも「石橋を叩いて渡る(Look before you leap.)」というタイプの人が多く、それが自己表現はもちろん、諸々のチャレンジを思い止まらせてしまう面があるようです。グローバリズムを生き抜くためには、このような日本人のメンタリティには一考の余地があるのではないでしょうか。次回はそんな観点も踏まえながら、「元気な日本(人)」を標榜し、トピックを「やる気(motivation)」としました。個々の実体験を大いに交流し、元気溌溂で例会を終えられるといいですね。

 

【今後の活動予定】☞ 例会終了後に相談

 

11月11日活動報告

【11月11日(土)CEC活動報告】

<参  加  者>5名(男性2名 女性3名)小枝さん・酒井さん・内田さん・長瀬さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング 

 懐かしい小枝さんにご参加いただき、新旧メンバーが和やかに語り合うことができた前回のCEC。思いがけない手術の後、さらに思いがけず体調を崩された小枝さんが、趣味のガーデニングから、少しずつ復調された様子に、心身の健康を保つための「趣味」の大切さを再認識。過日のCECにおける「趣味」をテーマにしたチャットが頭をよぎりました。「テーマ・チャット」は「時間へのイメージ」からスタート。小枝さんは前述の貴重な闘病体験もあり、1分も無駄にはしたくないという時間へのいとおしさ、また、限られた時間だからこそ、時間の意識を高め、日々をエンジョイしたいお気持ちを、具体的な事例も交え話されました。酒井さんは「家族の夕食の団欒」のほのぼのとした様子を語られながら、そんな時間がずっと続いてほしいという切なる思いも吐露されました。毎晩自身の得意なお料理を囲んで、家族の和やかな時間が積み重なる。一日一日が着実に家族の歴史になっていく。世間に家族の問題が噴出し、「顔を合わせれば」という家庭も少なくない今、家族との時間を何より大切にされている酒井さんに、ご両親の彼女への深遠な慈しみがにじんでいました。「今、最もかけがえのない時間」については、内田さんが「日本語教師」へ向けた研修の難しさと醍醐味を、過日の「模擬授業」を例に語られました。教壇に立つ際は「いかに教師が少なく、生徒が多く話せるか」をテーマにされていると聞き、「教育(education)とは引き出すこと」に則った骨太の研修をされていると実感しました。小枝さんはそんな内田さんの授業に賛辞を送る一方、「私が学校で英語を学んだ頃、英語は話すものではなく、聞くもの、読むものだった」といわれ、「話す英語教育への傾倒」についての懸念も話されました。思いがけず、英語授業についての話題になったので、現役学生の酒井さんにもご意見をうかがったところ、英語のディスカッションでオーガナイザーをする際、自分の意見を言いたがらない同級生がいて、その背中を押すのに骨が折れるという経験談が出ました。海外で学んだ際は逆に、「自分の意見を言いたい学生ばかりで、みんなに同様の機会を提供するのが大変だった」ことを思うと、国民性のちがいが少なからずあると言わざるを得ないとも。私は今、CECでファシリテーターをさせていただいていますが、回を重ねるごとに、阿吽の呼吸で進行をさせていただけて、メンバーのみなさんには感謝しかありません。周囲では「異世代のコミュニケーションの難しさ」を見聞きしたこともありますが、CECではその醍醐味を堪能しています。今後ともみなさんのお力添えをいただきながら、より実りある時間にするためのリーダーシップ&メンバーシップを学べる場にしたいものですね。「最も戻りたい時」では、「十代」と即答された長瀬さん。ありがちですが、「あの頃にもっと勉強しておけば…」という「後悔先に立たず」。「人生の早い時期に留学して、できれば、ネットをはじめとする最新の英語環境下で英語が勉強し、完全なバイリンガルに」という夢は、英語を学ぶ者すべてに共通するものでしょう。小枝さんも同様に、自分の志した学びを実現するために昔に戻りたいと話されましたが、教室より道場の方が思い出深い私でさえ、過日20年ぶりにキャンパスを訪れた際、言葉にならない懐かしさとともに、「今なら(?)とことん勉強できるのに」と思ったくらいですから、人間は学ぶようにできていると言っても過言ではないでしょう。酒井さんは「2018年に戻りたい」とズバリ一言。高校在学中の長めの夏休み、冬休みに、韓国、台湾、インドネシアへ単身留学され、当時は未知数だった英語で体当たりの体験をされたことを生き生きと紹介されました。流暢な英語を駆使される酒井さんですが、大学時代の留学も含めると、語学については、「経験に勝る学びなし」と思えてきます。そこにきっと「経験」をそのままにせず、「経験値(経験の価値)」にする広く深い学びがあったとは思いますが。「時に関する箴言」は「光陰矢の如し(小枝さん)」「思い立ったが吉日(酒井さん)」と、お二人の今現在から出たかのような言葉が出ました。小枝さんは年の功で、これからの人生を大いに楽しみたい、酒井さんは持ち前のバイタリティで、自分がよいと思ったことは時を移さずにやっていきたいと話されました。「時間」は「年齢」はもちろん、個々の置かれた環境により、その価値観が変わっていくものだと思いました。質問終了後、恒例(?)となった私のプレゼンテーションをさせていただきました。今回は「時間」を軸に、「時間」「空間」「仲間」の三つの「間」について話させていただきました。還暦を過ぎ、人生には限りがあると自覚し始めた私ですが、残された「時間」をより豊かに生きるために、時間を大切にする一方、自分で裁量できる「空間」「仲間」をより豊かにできたらと考えます。それが好きな英語とともにいられるCECであり、「アラ還」の私の今現在の人生観です。

 

11月11日活動予定

【次回(11月11日)CEC活動予定】

TOPIC:Time(時間)

1. What image are you in mind when you hear the word “time”?

2. What is your most precious time these days ?

3. If you could ride a time machine, what year would you like to go back to ?

4. Everyone knows this famous phrase, “Time is money.”.  Do you agree with this way of thinking ?

5. Introduce one quote that includes the word “time” and tell us why you chose it.

6. How about talking freely about time ? 

 前回「趣味」について話し合いを広げ深めるうちに、それが「趣味の時間」だけにとどまらず、日々の生活に大きな味わいをもたらし、しばしば、長い人生に深い潤いをもたらすことも実感しました。みなさんのご経験やご意見を聞くほど、趣味は「一石一鳥」のような狭義な存在ではなく、「一石多鳥」ともいえる広義な存在であることもわかりました。そうした存在だからこそ、趣味を広げ深めるうちに、その興味関心やスキルなどの高まりだけではなく、「心の余裕」も生まれてくるのでしょう。逆に、趣味を存分に楽しむためには、心の余裕が大切であり、それを生み出すための「時間の余裕」も大切だと私は思います。そんなことも思いながら、次回のトピックを「時間(time)」としました。抽象語が続きますが、よろしくお願いいたします。

 

【今後の活動予定】☞ 例会終了後に相談