【次回（７月２３日）ＣＥＣ活動予定】
TOPIC：Holding A Pencil（鉛筆の握り）
「第７波」とも呼ばれる感染拡大が続く新型コロナウイルス。後藤厚生労働大臣は１９日の閣議後記者会見で「病床逼迫などの事態が見込まれれば、行動制限を含んだ強力な措置を講じることとなる」と述べました。社会経済活動を推進してきた政府でしたが、危機的状況を改善する糸口が見い出せず、「行動制限」にまで踏み込まざるを得なくなりました。いつ、どこで、だれがコロナになってもおかしくない今、園や学校では、学級閉鎖や学校閉鎖が相次ぎ、子どもたちの学びを保障するための「オンライン授業」はさらに加速してきました。それは「ＩＴ教育」の大いなる推進につながり、コロナ禍の数少ないプラス面とする識者がいる一方、パソコンやタブレットを活用した学習の普及による弊害を指摘する識者も少なくありません。今回は、ペンや鉛筆をマウスに代え、本をパソコンやタブレットに代えた昨今の学習が子どもたちに及ぼす影響を「鉛筆の握り（Holding A Pencil）」というトピックで話し合いたいと思います。便利さの陰にぽっかりと大きな落とし穴が空いていることは少なくありません。文明の利器の台頭は、単にツールが置き換わるだけにとどまらず、子どもたちの脳や成長にかなりの影響を及ぼします。ご自身の遠き日の鉛筆初体験はもちろん、身近で見聞きした事例なども適宜交えて、より実りある意見交流に期待しています。
【今後の活動予定】☞ ８月６日（土）
