Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

7月9日活動報告

【前回(7月9日)CEC活動報告】

<参  加  者>3名(男性1名 女性2名)小枝さん・長瀬さん・小野

<活動時間>14:00~16:00  ☞ 14:35~15:15 中断

<活動形態>Zoomミィーティング

 Zoomが有料版から無料版へと移行した前回、不具合が重なって、小休止を境に活動が一時中断。メンバーにはご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。20分ほどの「近況報告」では、長瀬さんは「新たなチャレンジをスタートされた」こと、小枝さんは「友人との北海道旅行」を話され、その精力的な様子をうらやましく思いました。「トピック(個性)」を巡るチャットでは、小枝さんが「稲作社会(≒弥生時代)から綿々と続く日本人のメンタリティと個性との関係」を独自の視点から話されました。「稲作」に必要な田(植え)と水(灌漑施設)は、村社会の「必要条件」。さらに、それらを生かし、村社会を成立、発展させてていくための「十分条件」は村人の協調性。しばしば、村社会を最優先させ、個人を押し込めるメンタリティ。村社会そのものは、戦後とともに、日本全国から消失しましたが、そのメンタリティは、日本人にはDNAレベルでストックされており、いわゆる「個性」が芽吹くと、「村八分」とまではいかないにせよ、「出る杭は打たれる式のメカニズムが働くのでは」という指摘がありました。ご自身もご両親から「周囲との調和」を最優先に、「お互いさま」の精神で生きるようにしつけられ、実際に「個性よりも協調性」というお気持ちで今日までいらしたとのこと。世代による違いこそあるものの、少なくとも「昭和世代」にはこの感覚は大同小異ではないでしょうか。「個性」を考え深めていくにはもってこいのアンチテーゼが出て、話し合いもこれからという時、Zoomはタイムリミット。その後まさかの40分に及ぶ長い小休止。そして、15時15分に長瀬さん、15時45分に小枝さんが再入室。異例の話し合いは結局16時まで延長となりました。「お互いの個性(自分らしさ)を尊重し合うことこそ、私たち一人一人が個人として尊重される土台」。長瀬さんのこのご意見を聞き、私が真先に頭に浮かべたのは、2003年に大ヒットした「世界に一つだけの花SMAP)」。「ナンバーワン(Number One)にならなくてもいい、元々特別なオンリーワン(Only One)」というサビは、当時の中高生に絶大な支持を受け、21世紀を機に推進されていた「個性化教育」の旗印になった感もありました。私もその趣旨に大いに賛同しましたが、身近にいた中学生を見て、一つ懸念したのは、このサビのをこう続けていると感じる子どもたちが少なからずいたことです。「(元々特別なオンリーワンたる)自分はずっと今のままの自分で十分」。極論にも聞こえそうですが、「オンリーワン」を自分たちに都合よく解釈して、「前向きに努力することをいとう」傾向が感じられたのです。そんな彼らに私はよく言いました。「オンリーワンはありきたり。ナンバーワン(を目ざすこと)は尊い。君たちは自身のオンリーワンを生かし、自分にしか(でき)ないオリジナルワンを目ざせ!」。個性は自己完結でなく、社会へ還元してこそ光るもの。それを磨き上げる努力こそ人格を磨き、品格を作る。私は個性をそう考えます。

 

【前回反省と今後のCECに関する提言】

 前回「無料版 Zoom」でホスト初挑戦。30分経過後の「切り替え」に思った以上に手間取り、参加されたメンバーにご迷惑をおかけしました。これまで「有料版」でサクサク進行できたことを思うと、小休止が大休止(?)になってしまうのは興ざめです。しかし、IT音痴の私では、無料版を使いこなすためには、今しばらく時間を要することになりそうです。また、入室に関しては、できる方とできない方、途中でできた方などまちまちでしたが、どうしてそうなるかは、私には今もわかりません。というより、ITは「習うより慣れろ」できている私は、パソコンやネットはすべて当てずっぽうで操作しているだけで、人様にあれこれと言える立場にはありません。入室につきましても、各自で方法を調べていただくしかなく、その点はメンバーの方々にはご理解、ご協力いただけたら幸いに存じます。いずれにせよ、モデレーターは従来通りに担当させていただきますが、Zoom のスムースな運用には今後しばらくお時間をいただくことをご承知ください。初めて「無料版 Zoom」を使った感想としては、話題が盛り上がってきた時に「残り10分間です」のように表示されるので、「もうそんな時間?」と落ちつかなかった半面、「10分以内に何とかまとめよう」との意識も少なからず働くので、一長一短だと思いました。効果的に使うには「制限時間」を逆手にとり、時間を有効活用し、「要約力」をつけていけたらと考えます。私としては、まず「小休止」をできるだけ短くできるようベストを尽くす所存です。