Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

1月23日活動報告

【前回(1月23日)CEC活動報告】

<参 加 者>5名(男性3名 女性2名)大口さん・川那辺さん・鷲見さん・徳丸さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング 

 私がZoomを開くと、すでに3名の方の笑顔がそこにあった前回のCEC。話が弾んでみえる様子に、Zoom開催がすっかり軌道に乗った手応えを感じました。「ワクチン接種」が現実味を帯び、新たな局面を迎えつつある「コロナ禍」ですが、みなさんの近況報告にも個々の特徴が感じられました。「コロナ自粛」と「外出」とのバランスをとりつつ、日常生活を楽しむことを心がけてみえる大口さん。「コロナは、ワクチン接種により、10年後にはインフルエンザよりも弱いウイルスになる」。大口さんのお話を聞きながら、テレビの報道番組で聴いたこのコメントを思い出しました。鷲見さんは、小学1年生の教え子たちとの英語学習のやりとりを、温かみあふれる「手作りのピクチャーカード」とともに話していただきました。幼少期でも、英語の得意な子と苦手な子はあり、うまくできないと、思わず泣いてしまう子もいるとの話に、「早期英語教育」の難しさを実感。教師や教材の果たす役割は、中高生や大人と何ら変わらないとも感じました。何より「幼少期は物怖じすることが(少)なく、ほとんどの子どもたちが躊躇なく英語を話すのだろう」という、私の手前勝手な思い込みは雲散霧消するとともに、逆に「集中力に乏しい幼少期の子どもたちに教えていく創意工夫」の中にこそ、英語教育の本質があるような気がしました。川那辺さんは、「日本語教室」を利用してみえる外国の方々の、コロナ禍における生活不安について話されました。私たちでさえ、先行き不透明な状況下で、閉塞感を募らせるばかりの昨今、十分とはいえない日本語で、経済的なストレスはもちろん、精神的なストレスをも、乗り越えていかなければならない大変さは、私たちの想像をはるかに越えているでしょう。「経済的支援は行政、精神的支援は地域」くらいの支援ができればと思いますが、「緊急時対応は平生往生」だと痛感させられます。この問題に限らず、コロナ対策はあらゆる面で答えなく、しかし、いつも後手に回ってばかりでは、新たな問題が噴出するばかり。できるところから少しずつでも、先手を打つことが望まれます。私は、「1月10日(日)岐阜新聞ひろば『落葉帰郷』」に掲載された、在りし日の加納さんを偲ぶ拙文「英語の奥深さ教えてくれた」を紹介させていただきました。「高校時代は、英語にずっといじめられてね」が口癖だった加納さん。一方、わずかな研修を経て、サンフランシスコ勤務となり、英語を駆使せざるを得なくなり、「必要は発明の母(Necessity is the mother of invention)」のごとく、英語を貪欲に学ばれ、英語への興味関心を深められ、第一線を退いた後も、英語を通じ、多くのお仲間と出会ったり、周囲の方々の「英語学習案内人」として活躍された加納さん。私は彼と話すたび、「英語を学ぶ」でなく、「英語で学ぶ」、すなわち「語学を学ぶ」でなく、「生き方を学ぶ」ために、英語がどれほど役立つかを学びました。病床の枕元に、かつて学ばれていた「英語学習用カセットテープ」を置いてみえた加納さん。最期まで私のお手本でした。 

【前回反省と今後のCECに関する提言】 

 「ウォームアップ」「セッション(ペア・チャット)」「Breaking News English」の三本立てで、時間的にもスムーズに進められた前回のCEC。私自身は「セッション」には参加できませんでしたが、みなさんは個々に楽しんでいただけたでしょうか?当面は「7分間(→ラッキー・セブン)」という時間設定で進めていく予定のセッションですが、折々のパートナーとのやりとりから、適切な話題を探っていただき、双方に楽しく有意義なおしゃべりになるように、宜しくお願いします。”Breaking News English”においては、「課題(Online learning and lessons to continue in 2021)」をもとに、しっかりご準備いただいたと感じる意見が随所にあり、話し合いも充実しました。活動の目鼻が立った今、話し合いたいトピックがございましたら、私の方にぜひお申し付けください。今回の話し合いにおいては、2つの学び”online learning”と”face-to-face learning”の違いを、個々の長所や短所を挙げつつ、検証していきました。話し合いを深めれば深めるほど、私が思ったことは「そもそも『学び』と何か?」。話し合いのまとめに、みなさんに伺いました。「鷲見さん(life)」「川那辺さん(necessity)」「徳丸さん(trials,errors,and efforts)「大口さん(judgement)」など、学びのコアといえるお言葉をいただき、それぞれに得心いたしました。私の「学び(learn)」はそのスペリング内にある2つの単語「ear(listen)」「earn(獲得する)」。この二つを胸に刻み、「我以外皆師也」の精神で学びたいです。