Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

1月29日活動報告

【前回(1月29日)CEC活動報告】

<参 加 者>4名(男性3名 女性1名)小枝さん・徳丸さん・松本さん・小野

<活動時間>14:00~15:45

<活動形態>Zoomミィーティング

 今朝、ルーチンの「テレビ体操」後に、ニュースを観ていると、画面はデンマークの「ステルス・オミクロン」の猛威に埋め尽くされていました。しばらくすると、「北朝鮮弾道ミサイル発射の模様」というテロップが。続けざまに「地震発生、津波の怖れなし、震源奈良県」というテロップも。週末午前とはいえ、次から次へ物々しい最新報道が流れてくる今日この頃ですが、昨日は4名のメンバーでCECを開催することができました。個々の近況報告では、私たちの生活の端々が、オミクロン株に少なからず影響を受けざるを得ないことを再認識させられました。徳丸さんは「ハートフルスクエアG」「南部コミュニティ・センター」の一時閉鎖により、「卓球」「日本語ボランティア」も中止。朝散歩以外はできる限り「ステイング・ホーム」をされているとのことでした。松本さんはこのところの厳しい寒さ、さらに、米国在住中には当たり前だった「セントラル・ヒーティング」の思い出を紹介されました。その話を伺い、私の脳裏に真っ先に浮かんだのは、30年以上前の初任校(当時の恵那郡山岡中学校)における当時のAET(Assistant English Teacher)。忘れもしない彼の名はジョン・テイト(John Tate)。「寒天の里」としてその名を馳せ、その極寒はひとしおの山岡町の真冬に、温かい室内ではずっとTシャツで通していた彼の背景に、母国の冬のセントラル・ヒーティング習慣があったのではないかと思い当たったのです。有数の寒冷地に育った子どもたちが目を丸くしていた彼の「Tシャツ習慣」を懐かしく思い出し、私はしばし当時の余韻にも浸りました。さらに、平成3年に大学空手道部同期の友人の結婚式の北海道へ出かけた折り、言葉にならない外の寒さとコントラストをなしていた、立ち寄った先輩宅のセントラル・ヒーティングの何とも言えない温かさも思い出しました。一方、小枝さんは自宅普請を機に導入した床暖房(floor heating)のよさを話され、他のメンバーから賛同を得ていました。昨今、住宅メーカーがセントラル・ヒーティング普及に向けて本腰を入れ始め、それが少しずつ功を奏しているようですが、断熱窓(insulated windows)などの設置費用、さらに維持費(maintenance fees)などの問題でまだまだハードルは高そうです。いずれにしても、コロナ禍のステイング・ホームが当分続くであろう時代に、よりよい室内環境へ向けた市場は可能性を秘めており、目が離せないところでしょう。小休止をはさみ、2回のペア・チャットを楽しんだ後、今回のトピック「ブルース・リーの2つの名言(action)」についての話し合いに入りました。はじめに「行動(action)」という言葉のイメージを交流すると、日々の「行政の滞りがちなコロナ対策」を見るにつけ、迅速な行動(swift action)が何より求められているという話題で、個々の意見が盛り上がりました。事を起こす、事を構える際、「時期尚早」「機が熟してから」など「慎重居士」の面が出やすい日本人。そこには一長一短があるものの、コロナ対策ではそれが裏目に出ていることが多かった気がします。

 

【前回反省と今後のCECに関する提言】 

 深遠な思想家である一方、一度何か決意すると、艱難辛苦を物ともせず、猪突猛進で自身の夢と理想を実現していったリー。彼がその名言の中に「行動(action)」の一言を多く入れていることは当然の成り行きでしょう。話し合いでは彼の並外れた行動力を称賛する声があった一方、「躊躇なく(without hesitation)」とは対極にある「思慮深く(with consideration)」という意見が多く、とりわけ年齢を経た後には、いわゆる「経験値」に則った思索を重なることが、より適切な行動につながると考えてみえる方ばかりでした。「行動に至るまでの細かなプロセスこそが、行動に深さそのものになるし、それが楽しい」という意見もあり、頭(思考)と身体(行動)とのバランスに軽重はあれど、事を成就させるためには「初めに広く深い頭(思考)ありき」という点では、互いの意見の一致を見ました。さらに「思慮の浅さ(without consideration)」は「愚かさ(stupidity)」、「行動(力)欠如(without action)」は「軽薄さ(frivolity)」につながるという意見も出て、双方のバランスをとりつつ、TPOに応じた慎重さと大胆さが求められるものだと再認識しました。話し合いのまとめでは「行動とは何か」を個々の言葉にしましたが、松本さんから「アイデンティティ(identity)」、小野から「経験値の積み重ね(experience)」などが出ました。緊急時や咄嗟の時に出る個々の行動には隠しようのない個々の内面、しばしば本人さえ気づいていない何かがあるものです。行動は点ではなく、線や面だと思います。