Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

3月9日活動報告

【前回(3月9日)CEC活動報告】
<参  加  者>4名(男性2名 女性2名)徳丸さん・三井さん・村瀬さん・小野
<活動時間>13:00~15:45
<活動場所>ぎふメディアコスモス 2Fつながる読書の部屋

 念願の「ブログ配信(bruceken’s diary―はてなブログ)」をスタート後、最初のCECは、4名ご参加をいただき、13時15分からスタートできました。ウォームアップの「ペア・チャット」は、どのペアもパートナーの話題に臨機応変に対応していただき、規定時間(15分)が過ぎても話が盛り上がっていることも少なくなく、それぞれに時間いっぱい、おしゃべりを楽しんでいただけました。小休止後の「メイン・イベント(Breaking News English コーナー)」においては、ノートに事前準備をしていただいた方もあり、やや硬いテーマではありましたが、話はほとんど途切れることなく、進んでいきました。合間には話の流れに沿って、私から適宜質問を入れさせていただきましたが、すぐにみなさんからレスポンスをいただき、話し合いをより深めることができたと思います。今後の活動に大いなる期待が持てる活動となりました。

1.ペア・チャット ☞15分×3人

1)3月の私の英語(学習)エトセトラ
2)2月に最も印象に残ったイベント・出来事・人物・番組・記事・スポーツなどは?
3)お好きなトピックで何なりと心行くまでどうぞ。

 私は今回、「最近の英語学習」について、三井さんとざっくばらんにおしゃべりをしました。CECはもちろん、徳丸さん主催「タイム・トライアル」において、「英語を話す」ことに積極的に取り組まれている三井さん。話すことへの躊躇は少なくなる一方、話したいことを適切に表現するための「文法」の大切さを今、改めて認識されてみえました。日本人の英語学習の根本的な問題点として、学校教育における「文法偏重」の弊害がいわれて久しいですが、文法を蔑ろにしては、自信を持ってコミュニケーションはできませんし、込み入った内容を話す際には、ついためらいが出てしまうこともあるでしょう。やや極端な言い方になりますが、「文法に始まり、文法に終わる」。そんなスタンスも見直されてよい気がします。私自身は、三井さんのお話を受けて、「英語学習」と「空手道稽古」の類似点を話させていただきました。「英語学習における文法」は「空手道稽古における型」ととても似通っていると私は考えます。しっかりした文法あってこそ、しっかりした内容が生まれ、相手としっかりしたコミュニケーションが(期待)できます。同様に、しっかりした型があってこそ、しっかりした技が生まれ、試合においてしっかりした技の攻防が(期待)できるのです。試合における空手道の技とは、詰まるところ、「突き」「蹴り」しかないので、それを「型」で磨き上げておかなければ、見様によっては「ただの暴力」にしか見えません。「文法」「型」という「基本」は、それぞれに「会話」「試合」という「実践」「実戦」を念頭に置いて、磨き上げておくべきだと痛感しました。

2.“Breaking News English”コーナー

 テーマ:Japan prepares for many foreign workers.

 今回もこれまでと同様、プリントを1回だけ音読した後に、早々に話し合いに入りました。国会でも、しばしば紛糾していた問題だけに、話し合いが滞るのではと懸念していましたが、ご近所にお住まいの外国の方々のエピソードをはじめ、身近にあるお話を多くいただくことができ、いわゆる「一般論」から踏み込んだ内容もあって、思いの外充実したおしゃべりができたと思います。とともに、「移民問題」は今後日本人のだれしもが直面せざるを得ない逼迫の課題であることを再認識しました。紡績業の実習生として来日してみえる東南アジアの方のお話をお聞きした時は、一般的な日本人をしのぐほどの勤勉さに頭が下がるとともに、仕事以外に、日本語習得はもちろん、生活習慣や文化のちがいを踏まえ、地域に溶け込もうとされているご様子に、日本人の移民との向き合い方を考えさせられました。個々の地域社会で、居住する外国の方と日常的にあいさつを交わされている方もありましたが、そんな「顔の見える関係」を築き上げていくためには、日本人のメンタリティはまだまだ「グルーバル化」していないのではないかというご意見もありました。移民問題は日常生活を起点とし、家族、教育、医療、社会保障など、多岐にわたる問題を含んでいます。また、実習生を含む労働者の劣悪な労働条件、そこから派生した失踪問題、そこに暗躍するブローカーの問題なども看過できないところまできています。東京オリンピックに向け、国内外の治安も懸念される昨今、日本に居住するあらゆる人に暮らしやすい環境が今求められています。