Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

5月8日活動報告

【前回(5月8日)CEC活動報告】

<参 加 者>5名(男性3名 女性2名)小枝さん・鷲見さん・徳丸さん・松本さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング 

 「コロナ新規感染者数過去最多更新」が常態化する今、CECの「おしゃべり」も“コロナ・ネタ”に始まって、“ステイホーム”をベースとした、慎ましい日常生活の話題が占めています。とはいえ、コロナ禍だからこそ、心身の「健康管理」は大切。小枝さんの「ジム通い(プール内水中ウォーキング)」、徳丸さんの「JR岐阜駅周辺ウォーキング」には、私たちが今後見習うべき点が多いと感じます。今回はその後「ウォームアップ」を10分で切り上げて、早々と「サブセッション(ペア&グループ・チャット)」に移行。Zoom操作もサクサク進み、みなさんには3回に分けて、各パートナーやメンバーとのおしゃべりを、各7分ずつ楽しんでいただきました。双方の合意で自由自在に進められ、コミュニケーションの場としてもってこいのサブセッション。今後さらにグレードアップされ、小休止後の「トピック」に向けた“口慣らし”にしていただけることを切望しています。5分間の小休止後、メインセッションで今回の「トピック(英語学習のモチベーション)」について、3つの質問に沿って話し合いました。「英語学習を続けているモチベーション」については、小枝さんから「認知症予防」というご意見をいただきましたが、その背景にあった身内の方の介護経験を語っていただき、説得力倍増でした。今日的ブームといってよい「英語学習」と今日的社会問題といえる「介護問題」とが思わぬ形でリンクしていた小枝さんのお話。実に興味深く聞かせていただきました。鷲見さんは、受験生時代から英語を専攻してみえた大学時代に至るまで、自ら英語学習に取り組んでみえた熱いエネルギーを、今はメンバーのみなさん方とのコミュニケーションも楽しみながら、CECで燃やしてみえると聞き、私自身似た経緯を経ているので、心から納得しました。一方、国際色豊かなキャンパスで、外国人交換留学生たちと英語を通じたさまざまな「異文化交流」をしてみえた経験が、今日の英語学習にも有形無形の影響を与えているとのことで、「学ぶのに遅すぎることはない」とはいえ、「若き日の経験に勝るものなし」という感じもしました。松本さんは自身の在米時の日常生活の端々で「英語が使えなければ、一人前に見られない、しばしば軽蔑される」という米国の社会的風潮にふれられた後に、日本国内と全く異なる気持ちで、全く異なる視点で、何より異国において英語を学ばれた体験を話されました。海外において、生活を成り立たせるために、切羽詰まった気持ちで学ぶ英語はよく「サバイバル・イングリッシュ(survival English)」といわれますが、松本さんの「在米時の英語学習」はまさにこれを地で行くものだと実感しました。現在「ビジネス」で英語を使ってみえる際には、当時の貴重な体験が大いに生きていることが容易に想像されます。いずれにせよ、英語は座学で事足れりとは行きません。「5W1H」により、学習のモチベーションが変わってもきます。今後のよき出会いに期待するとともに、それに備えた日常学習も積み上げたいですね。

 

【前回反省と今後のCECに関する提言】 

 私たち英語学習者にとって、話題の尽きない「英語学習のモチベーション」というテーマで、率直な意見交流ができた前回のCEC。学生の「受験」、社会人の「資格取得」「ビジネス」とは一味ちがったモチベーションで英語学習を続けられている方が多く、今日の日本の英語学習者の裾野の広がりの一端を垣間見た思いがします。そんな中、みなさんでシェアできた「最大公約数」といえるモチベーションは「和気あいあいとした英語によるコミュニケーション」。CECをそのために活用されてみえる方が大半だと今回再認識し、ファシリテーターとしては光栄であるとともに、今後より手応えある活動を進めるために、メンバーの方々からのご意見もいただければ幸いです。いずれにせよ、教育とも、ビジネスとも少し異なる、強いて言えば、「教養」として今の英語学習を続けるためには、自分なりのモチベーションの維持はもちろん、身近な英語学習者の方々、たとえば、CECのメンバーの方々の英語学習やそのモチベーションから多く学べたらと考えます。英語学習のニーズの高まりとともに、多様化している英語学習のモチベーション。機をとらえて、それらを見聞きすれば、自身の英語学習にも新たな、思いがけないモチベーションが生まれるかもしれません。「人生百年時代」といわれる今、「認知症防止」を越えて、英語学習を礎とした「脳内活性化」をめざす。自身の人生経験も踏まえ、英語学習で長年培ってきた「知識」を「知恵」に転換していく。そんな豊かな英語学習、また、それを実現できるモチベーションを持ちたいですね。