Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

4月24日活動報告

【前回(4月24日)CEC活動報告】

<参 加 者>5名(男性3名 女性2名)小枝さん・徳丸さん・永田さん・松本さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング 

 「新型コロナウイルス」の感染拡大で、4月25日から5月11日までの期間、東京、大阪、兵庫、京都の4都府県を対象に「3度目の緊急事態宣言」が出された昨今、お互いの近況報告も大なり小なり「コロナ禍」による自粛(自制?)生活の影響が色濃く出ていました。そんな中、小枝さんが定期的にジム通いをされて、ヨガレッスンとプール内ウォーキングを励行され、運動不足解消を日々心がけてみえると聞き、コロナ禍にあるからこそ、心の安定を図る前に、体の安定を図る。心身というより、身心の順に安定させることを考えた方がいいと実感しました。永田さんは、小学校でかわいらしい児童たちとの出会いを満喫され、年度初めの緊張感と試行錯誤はあるものの、とても充実した日々を送ってみえると話され、うらやましく思いました。小学校中学年でも控えめな子どもがいて、英語以前のコミュニケーション能力には少なからずちがいがあると聞き、私がイメージしていた「ひたすら天真爛漫な小学生像」は前回(鷲見さんのお話)からさらに変わりました。みなさんの近況報告が一通り終わった後、14時25分に少し早めの小休止を入れ、14時30分から今回のトピック「子ども時代」について、3つの質問をもとに、おしゃべりをしました。オープニング・クエスチョンの「子どもの頃に好きだった教科」は、好きな教科にとどまらず、個々の学校生活の思い出はもちろん、学校への思いに絡んだ話が多く、みなさんの意外な一面を知ることができました。小枝さんは、「算数」から「数学」に至るまで、数字を通じて、物事を論理的、分析的に考えていく楽しさを語られました。高校で「理系教科」にいじめられた私には理解がしにくい面もありましたが、楽しそうに話される小枝さんを見ると、もう一度高校時代に戻れたら、新たな気持ちで数学に取り組みたい気もしました。徳丸さんは、小・中学校は野球、高校時代は柔道と、学校生活と部活動が不離だったこともあってか、体育を挙げられ、私もその意見には全く同意でした。松本さんが挙げられたのは美術。「他教科が好きではなかったから」と一見消去法ですが、長じて、絵画や映画など、芸術に親しまれているので、芸術教科への愛着をずっと持ち続けてみえるようですね。「子どもの頃の最高の思い出」としては、私はひょんなことから始まった「初恋(the first love)」を話させていただきました。修学旅行で訪れた京都で、外国人老夫婦と写真を撮ることになった私は、それがもとで、両親に「英語学習」を懇願。その時に「家庭教師」として出会った当時女子大生の先生に、幼いハートを真直ぐ射抜かれた私。学校の勉強もそっちのけで、英語学習に没頭。先生の前でいつも「ええかっこう」したいばかりに、小6の11月から卒業式直後まで、英語に首ったけ(というか、先生に首ったけ)でした。それは「本末転倒」というよりは、「青は藍より出でて、藍より青し」を文字れば、「愛は英語より出でて、英語より強し」という感じでした。自分では「二兎を追う者、二兎を得られた」最高の思い出です。

 

【前回反省と今後のCECに関する提言】

 固い話は抜きで、カジュアルな「子ども時代」を語り合った前回。”Breaking News English”などの題材とは趣の違うおしゃべりができたと思います。今日的なトピックで、ときに詳細なデータを交え、論理的に話し合うのもよいですが、互いの人間性にふれ、思わず笑顔が漏れてしまうようなエピソードを交流し合うのもまたよいものだと実感しました。一つひとつのエピソードの背景に見え隠れする個々の思考はもちろん、当時の社会的背景などを考察していくことは、少なからずノスタルジックですが、その先に現在へとつながる個々の人生模様が垣間見えることもあり、発表の仕方一つで、おしゃべりにたいへん彩りが出ると思いました。今回でいえば、個々の「子ども時代」を振り返った上で、最後に「10歳の自分にどんなアドバイスを送ってあげたいですか?」でしめくくりましたが、そこにあった答えは、今日までの人生経験で得られた知恵であり、今後の自分自身に対するエールでもあった気がします。また、「恥ずかしがらずに(Don’t be shy.)」「挑戦あるのみ(Challenge everything !)」「人生を(大いに)楽しみなさい(Enjoy your life.)」などのアドバイスは、今日まで延々と続く日本の学校教育の課題の一つだとも感じました。私もみなさんと同じようなアドバイスを考えつつ、「他者の真似などせず、自分を表現せよ。独創的であれ(Don’t imitate others. Express yourself. Try to be original.)」とまとめをさせていただきました。これはそのまま、今の自分への戒めであり、「人生訓」と今回再確認しました。