Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

11月7日活動報告

【前回(11月7日)CEC活動報告】

<参 加 者>4名(男性2名 女性2名)  大口さん・鷲見さん・永田さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング 

 8カ月ぶりの参加となった鷲見さんを加え、「コロナ以前」の雰囲気に戻りつつある手応えを感じた前回のCEC。私にすれば、やはり「オリジナル・メンバー」鷲見さんの再登板は、何よりも心強いと再認識しました。CECが中断して以来、英語を話す機会がめっきり減って、英語学習のモチベーションを保つことがたいへんだったといわれましたが、ご本人の口から次々と出てくる英語や表現、その話される内容を聞く限り、ブランクなどは微塵も感じられず、実に頼もしい限りでした。趣味のガーデニングでは、花々、野菜の栽培とともに、移っていく自然を味わってみえた様子がありありとイメージされ、先行き不透明なコロナ禍の過ごし方として、私は感じるところがありました。今回二度目のZoom参加となった永田さんは、スタート直後には「私、眠そうじゃないですか(Do I look sleepy ?)」と心配されてみえましたが、鷲見さん同様、口を突いて出てくる英語にはいつもの通りのキレがあって、前回同様、会を盛り上げていただきました。「歴代米国大統領のスピーチを聴くと…」というテーマでお話されたときは、バイデン現大統領のスピーチの明瞭さ、聞き取りやすさについてふれられ、英語を話す際には、「言語明瞭、意味不明瞭」にならないように、「誰に」「何を」「どのように」話すべきか、とりわけ、スピーチのように「メッセージ性」の高い発話の際に心すべきことについて考えさせられました。バイデン氏以外に、同じく民主党クリントン議員の英語の聞き取りやすさについても紹介された永田さん。さらに、鷲見さんからオバマ元大統領のスピーチのすばらしさを聞くにつけ、民主党には個々の議員の資質を越えた、スピーチの原理原則、たとえば、「マイノリティ」に広く伝わる英語とメッセージを踏まえたスピーチ術があると思えました。一方で、トランプ前大統領の場合、ツイッターを始めとするSNSをフル活用したタイムリー&スピーディなコミュニケーションを得意としており、スピーチとは異なるメッセージにその特徴があるようです。日本においては、河野太郎行政改革担当大臣がSNSを積極的に活用し、幅広く国民にメッセージを送り、若年層を中心に人気を博していると聞きます。国民に開かれた政治の実現に向けて、SNSの果たす役割は今後ますます大きくなっていくでしょう。とはいえ、「フォーマルな立場で、フォーマルな場で、フォーマルな言葉で政治を語る」。そうした骨太の政治手法を大前提としたSNS活用ができなければ、発信する政治家自身はもちろん、一つの発言から広がっていくコメントも無自覚で、無責任なものになっていくでしょう。他の分野同様、政治においても、アナログ的手法とデジタル的手法のバランスがあってこそ、政治が政治たりうるとの認識がなければ、政治は空洞化する一方でしょう。長引くコロナ禍で、政治・経済・医療から、すべての分野のあり方が問い直されている今、日々の身近な生活に始まり、国家や国家間の諸問題により適切な判断を下すためには、コミュニケーションの見直しが求められています。

【前回反省と今後のCECに関する提言】

ZoomによるCECも3度目となり、前述の通り、「三度目の正直」ともいえる手応えがありました。鷲見さん、永田さん、大口さんがそれぞれに、ご自身でテーマを選び、まとまったお話をされたので、私はそれらをベースにして、ファシリテーターをスムーズに務めさせていただきました。話し合いを進めながら、やはり「英語学習」やその周辺のテーマに関するみなさんの反応が一際だと実感しました。コロナ禍で個々の英語学習が孤立せざるを得ない今、CECでは原点に返って、「英語学習」にフォーカスしたおしゃべりを楽しめたらと思いました。みなさんにもそのあたりをご了解いただき、今後のCECにおいて、ご自身の話材などを検討してください。 

①活動:原則「第1&第3土曜日」

活動時間:14:00~16:00

□第1部:14:00~15:00

☞ ペア・フリー・チャット

□第2部:15:00~16:00

☞ グループ・トピック・チャット 

②「グループ・トピック・チャット」用のトピックは、「本ブログ」で事前連絡。必ずご一読いただき、各自でしかるべき準備などをよろしくお願いいたします。 

③前日に「招待メール」を送らせていただきます。よろしくお願いいたします。

 

*次回は11月29日(日)14:00~16:00の予定です。