Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

2月6日活動報告

【前回(2月6日)CEC活動報告】

<参 加 者>4名(男性2名 女性2名)川那辺さん・鷲見さん・徳丸さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング 

 週明け早々、パソコンがフリーズし、開催を断念していたCEC。木曜日にはメンバーの方々に「延期メール」を送信。見送る手筈だったのですが、金曜夜突然にパソコンが起動。急遽「再開メール」を送信し、開催に漕ぎつけました。折しも「緊急事態宣言延期」が決まり、ステイホームでうずうずされていた方もあり、急転直下の開催はとても歓迎していただけました。オープニングは、私が楽しみにしていた翌日(日曜日)の大河ドラマ麒麟がくる」をベースにおしゃべりをしました。これまで大河ドラマにおいて、「主役」となることがなかった明智光秀。多くの謎に包まれている光秀が、思いがけない視点で描き出され、毎回目が離せませんでしたが、彼以上に私が目を奪われたのは信長役(染谷将太さん)。従来の信長像を覆すようなコミカルな演技に、当初は拍子抜けしましたが、回を重ねるごとに、信長以上に信長といえるほどの威厳があふれ、役者のすごさを痛感しました。おしゃべりでは、その流れの中で、「日本史における好きな時代」について語っていただきました。「昭和」とすぐに答えられた鷲見さん。「戦後」に限れば、驚異的な経済復興、それに続いた「昭和の家族」には「古きよき日本の原風景」があったとしみじみと語ってみえました。最近は、映画「男はつらいよ」シリーズを視聴されており、昭和のノスタルジーに浸ってみえることもあるとのことです。徳丸さんは、戦争末期にお生まれだったこともあり、「平和な時代」であれば…と、川那辺さんはかつてお住まいだった縁もあり、「鎌倉(時代)」を挙げられました。グループ・チャットでは「幼稚園における英語教育の是非」に向かって、いくつかの視点を踏みながら話し合いました。まず「言葉とは何か」。「文明(civilization)」「人間そのもの(human beings)」などの意見をいただき、「動物と人間を分かつ」最大のファクターとしての言葉の存在がクローズアップされました。言葉により、つながることができる私たちは一方で、人種、民族、国家はもちろん、それに伴う言葉により分断されていることもあり、「言葉は諸刃の剣」だと確認しました。「自分がどんな語学学習者」という話し合いでは、鷲見さんと川那辺さんが各々、学生時代に「第二外国語」として履修したフランス語の学習経験を語られました。いくら学習をしても、「義務(have to)」で学習したものは何も身につかず、英語のように「意欲(want to)」で学習しているものは、少しずつでも必ず身についていくことを互いに実感しました。さらに「幼稚園における英語教育」については、「ネイティブの発音」を身につけるためには「The sooner, the better.(早ければ早いほどよい)」「The more input, the better.(英語インプットは多ければ多いほどよい)」で意見が一致した一方、「学習者と英語学習の相性」「インプットの量を生かせるインプット質の確保」を考えると、克服すべき課題が見えてくるのではと確認し合いました。議論を広げ深めていくと「楽しく英語を学んでいる教師が、楽しく英語を教えてこそ」という英語教育の原理原則に行きつきました。

 

【前回反省と今後のCECに関する提言】 

 30分ほどの「ウォームアップ」後に、5分ほどの小休止をはさみ、「セッション(ペア・チャット)」をスルー。すぐに「Breaking News English」に入った前回のCEC。英語学習者の私たちには少なからず関心ある課題(Best to learn a new language before age of ten)だったことはもちろん、1月23日のCECで、鷲見さんが小学校低学年の子どもたちに英語を教えるやりがいと難しさをお話されていたこともあってか、話し合いはスタートから滑らかでした。そんな中、鷲見さんの指導経験上の話は、現場にいなければ知り得ない実態や視点にあふれ、興味深く聞かせていただきました。「好奇心いっぱいで、何事にものびのび、はきはき取り組める」一方、「集中して続ける根気強さ」はまだ十分とはいえず、集中力の個人差が大きい幼少時、英語の一斉指導にはかなりの創意工夫が求められることを再認識しました。指導中に「おか~さん」「もう帰りたい」といわれたとき、「自分ならどうするか」。そんなことを考えただけでも、私だったらその後指導に二の足を踏んでしまいます。「幼児英語教育」にあたってみえる先生方のご苦労に頭が下がるとともに、この時期の英語への興味関心が、その後の英語学習のモチベーションにつながっていくような指導に期待するばかりです。話し合いは1~3の質問まで進み、3についてはまだ話し合いの余地があるということで、次回に持ち越しとなりました。改めて、個々のご意見を煮詰めてください。今後のCECにおいても、「1トピック2回」のペースで進めます。よろしくお願いいたします。