Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

5月25日活動報告

【前回(5月25日)CEC活動報告】
<参  加  者>3名(男性2名 女性1名) 鷲見さん・徳丸さん・小野
<活動時間>13:00~15:00
<活動場所>ぎふメディアコスモス  2Fつながる読書の部屋

 私が13時ジャストに入室し、準備し始めたとほぼ同時に、鷲見さんが室内へ。目を合わせた瞬間に、チャットは始まりました。話題は、この週に入り、たびたびあった真夏日の厳しさに始まり、互いの近況報告へ。5月にもかかわらず、暑さが本格化(?)して以来、わずか一週間で二つの葬式に参列した私は、そのときの「所感」を手短に述べました。お一人は90歳、もうお一人は85歳と、私には親世代にあたる両名。お一人は幼なじみの父親、もうお一人は幼少期に子供会でお世話になったご婦人。昨今こそお会いする機会はなかったものの、ご近所付き合いで、あれこれ気にかけていただいたお二人の立て続けのご逝去は、私には思うところが多々ありました。とりわけ、ここ数年来、毎朝早朝5時過ぎにご夫人とともに杖を片手に、脳梗塞で不自由となられた身体をおして、リハビリ散歩をされていたおじさんのご努力と、ご夫人の献身的なサポートには常々頭が下がりましたが、ひたむきな生があっても尚、人の生命には限りがあるとしみじみ感じ入りました。話を進めるうち、これまでに個々の心に残った愛する方々との死別へと話が及んで、人はもちろん、愛する「ペット」との別れも話題となりました。鷲見さんは、家族の一員として20年に及び愛育されていた柴犬とのエピソードとともに、晩年は目と歯を病み、徘徊もしばしばあった愛犬の思わぬ変容、また実際にその死を迎えられた後の「ペット・ロス」についても語っていただけました。一方で、頑固な犬猫嫌いの祖父の許可を得て、「鳴かないペット」うさぎを飼っていた私は、そのかわいらしい仕草に日々癒されていたエピソードとともに、突然訪れた別れの一日について話しました。朝から強い雨が降っており、戸外は何となく薄暗かったその朝、学校へ行こうと玄関を出た私はすぐ、降りしきる雨の中、うさぎ小屋が前のめりに倒れているのを見つけました。その状況がのみ込めないままに、思わず知れず通りへ駈け出した私の眼前に、一匹、また一匹と横たわっていたうさぎ。どちらも変わり果てた姿となり、冷たい雨に打たれていました。当時一匹の野犬が周辺におり、おそらくその犠牲になったようでした。私にとっては、愛する者たちとの初めての死別はあまりに壮絶であり、私はその後、ペットを飼うことはできませんでした。人にせよ、動物にせよ、さらに生別にせよ、死別にせよ、別れから感じること、学ぶことは少なくありません。とりわけ、「死別」は特別なものであり、それを契機として、私たち(の生き方)が変わることは少なくありません。生きとし生けるものの必然たる「生老病死」。その最終章で、人生最大の試練といえる「死」にどう向き合い、またそれをどう乗り越えていけるか。「人生の究極」はそこに尽きると痛感しました。

1.トリオ・チャット ☞50分

1)最近の私の英語(学習)エトセトラ
2) 昨今、最も印象に残っている出来事・人物・番組・記事・スポーツなどは?
3)お好きなトピックで何なりと心行くまでどうぞ。

2.“Incidental Free Chat”コーナー 
 テーマ:Why don’t we talk about our “English ○○”?

 各自が、それぞれの英語学習の思い出やきっかけとなった「事物」を持ち寄って、そのエピソードを「ショウ&テル(Show & Tell)」するとともに、それに絡め、四方山話を楽しみました。トップ・バッターの私は、どれだけ勉強しても英語模擬テストで思うような結果が出ず、悶々としていた予備校時代、当時の河合塾英語講師に薦められ、自身の英語学習が一皮むける契機となった本「ポケット 英語の諺和英辞典(岡田忠軒 著)南雲堂英語文庫」を紹介しました。文法と語彙に関する「受験テクニック」習得に明け暮れていた当時の私にとって、古今東西の人生訓のエッセンスといえる英語の諺に出会えたことは、今日に通じる英語学習のターニングポイントとなりました。その後、英語の諺はもちろん、格言や偉人の言葉などの格調高い言葉の数々に出会えたことは、私には、いわゆる「心の糧」、しばしば「心の核」になっていると思います。ホワイトボードに一例を挙げ、英語の諺などを学ぶよさを5分ほどプレゼンさせていただくうちに、自分自身も改めて、そのよさを再認識できました。鷲見さんは「サイモン&ガーファンクル」のCDを手に、二人のセントラル・パーク・コンサート、さらに、ポール・サイモンの名古屋コンサートのお話をいただき、英語学習における「英語の歌」の醍醐味を実感しました。サイモン&ガーファンクルの他、ビートルズカーペンターズビー・ジーズなどの「スタンダード・ナンバー」、スティービー・ワンダーダイアナ・ロスセリーヌ・ディオンなどの有名な「コマーシャル・ソング」は、老若男女を越えて、英語学習のモチベーションになりうると私は思いますし、私自身も英語の歌にはかなりはまりました。その後、鷲見さんからは”Tuesdays with Morrie”というペーパーバックもご紹介いただきました。難病ALSに侵され、余命わずかなモリ―先生が、一人の教え子に語られた愛、社会、家族、老い、許し、死など人生の永遠のテーマ。そこに息づく人間賛歌は深遠で語り尽くせませんが、そうした含蓄ある言葉の数々を、死を目前にしたモリ―先生がよどみなく話されたことに感銘を受けるとともに、その高邁な精神に「真の教師」を見る思いがしました。