Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

6月8日活動報告

【前回(6月8日)CEC活動報告】
<参  加  者>5名(男性4名 女性1名)加納さん・鷲見さん・徳丸さん・若泉さん・小野
<活動時間>13:00~16:00
<活動場所>ぎふメディアコスモス 2Fつながる読書の部屋

 若泉さんが初参加された今回は、近況報告を兼ねた簡単な自己紹介から始めました。若泉さんはスキューバダイビング、鷲見さんはガーデニング(薔薇の種類)、徳丸さんはハーモニカと、個々の趣味を自由な切口で語っていただき、Q&Aも和やかに進みました。私は「衣替え(?)」に合わせて、本サークルの経緯と趣旨を改めて確認させていただきました。土曜自主英語サークル「エンコス」から独立した経緯は、本サークルの趣旨にも直結するので、今一度そのポイントについて、2つの点から紹介させていただきます。

①「Chatty(おしゃべり)」について
 エンコスにおいては、毎回の話題は個々、もしくは、話の流れに委ねられていました。英語好きが自主的に集うサークルなので、楽しいおしゃべりができることが多かった半面、話題がマニアックに傾きすぎたり、より多くのメンバーに理解してもらいたいとの思いが強すぎ、日本語が随所に散りばめられていたり。文字やイラストをノートに書きながら、レクチャーを始める方や、事前準備したノートを、スピーチのごとく読み上げる方も散見されました。それらはしばしば、おしゃべりの流れを妨げ、滞らせ、その後の活動を湿らせることもありました。そんな段階から一歩踏む出すべく、吉田さんの音頭で、鷲見さん、私(後に、住吉さん)で立ち上げたのがCEC(Chatty English Circle)でした。「メンバー制」で活動していた頃は、吉田さんの熱意とリーダーシップに甘えてしまい、それを当たり前に享受していましたが、今後は試行錯誤も必要かと思います。メンバーの方々には、「Chatty(おしゃべり)」を本サークルのメイン・テーマに据えた経緯をご理解、ご了承いただき、今後も相変わらぬご協力をいただけたら幸いです。

②「English(英語)」について
 「英語」を話す視点は多岐に渡ります。文法と発音に始まって、こだわり出せば、切りがありません。こだわるポイントやプライオリティは千差万別でしょうが、「Chatty(おしゃべり)」をメインに据えれば、文法や発音を含む「正確さ(correctness)」に過度にこだわることはいかがなものかと私は思います。それらを後回しにした発話は論外ですが、「中級者以上」の参加を前提としたCECにおいては、個々の発話の多くは「understandable(理解できる範囲)」にあり、おしゃべりレベルであれば、それでよしではないでしょうか。もちろん、よりよい、より正確な英語をメンバーでシェアしていく意義はきわめて大きいので、より適切な語彙や表現を交流し合うことはやぶさかではありません。大切にしたいのは「正確さ(correctness)」と「流暢さ(fluency)」との絶妙なバランス感覚であり、「Chatty(おしゃべり)」を楽しむために、TPOに応じた、タイムリーな判断こそお願いしたいのです。これは、「英語力」以前の「会話力」の問題ですが、サークルに参加されるたびに、互いの気心が知れてくることで、いわゆる「阿吽の呼吸」もできてくるのではと大いに期待をしています。

1.ペア・チャット ☞15分×2

1)昨今、最も印象に残っている出来事・人物・番組・記事・スポーツなどは?
2)お好きなトピックで、何なりと心行くまでどうぞ。
 
 コーラス・サークル後、CECに寄っていただいた加納さん持参の「歌の本」から、話題は広がりました。唱歌や懐メロなどのよさを語られた加納さんを皮切りに、鷲見さんと私を交え、個々に好きな英語の歌に始まり、カラオケにおける四方山話を楽しみました。「自宅でギター片手に歌を」という加納さん流の歌の楽しみ方は、楽器音痴の私には、ただただうらやましい限りでしたが、音楽と絵画については、DNAレベルで「苦手意識」の強い私に、それは生涯縁のない楽しみ方かとも感じました。一方、カラオケとなれば、マイクと仲よしの私にも楽しめる余地は十分あり、音楽はもちろん、英語学習も「楽しみ方」はその人らしさであり、何事もチャレンジが大切とも思いました。鷲見さんには途中、”You Are My Sunshine”のサビ(聞かせどころ)を透明感のある声で、さらさらっと歌っていただき、みなさんといずれ「英語でカラオケ」ができたらと楽しみになりました。加納さんからは他にも、英字新聞を複数持参いただき、各紙の特徴からご自身の学習方法などを話していただきました。話を聞くうちに、私の学生時代、大学図書館「英字新聞コーナー」にいつも一人の同級生がいたことを思い出しました。大学の講義はもちろん、英字新聞などの独自の「学習習慣」を身につけ、4年間自身の英語に磨きをかけていた彼。大学の定期試験を越え、さまざまな資格試験に挑戦し、後々の進路をたくましく切り開いていったその過程を、改めて見直しました。「学生時代=空手道部」だった私のシンプル極まりない4年間と思うと、遅まきながら、また趣味ではありますが、私も英語学習に微力を尽くしたいです。

2.トリオ・チャット ☞30分

 ラスト30分は、徳丸さん、若泉さん、私の3人で、若泉さんから提供していただいた話題「腰痛(backache)」について、あれこれと話しました。世代的にドンピシャの話題であり、それぞれに心当たりがあることもあり、会話も弾みました。医師による治療に依存しがちな腰痛が、簡単なストレッチ体操で劇的に改善した事例を聞き、「天は自ら助くる者を助く」を実感するとともに、その実演に思わず見入りました。さらに、腰痛から話題はターミナルケアへと移行。「患者よ、がんと闘うな(近藤誠著)」にも話は及んで、セカンド・オピニオンの大切さ、さらに、医師の説明(責任)後、患者とその家族が治療方針を決めていくプロセスの重さ、難しさなどをしみじみ感じ入りました。