Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

10月5日活動報告

【前回(10月5日)CEC活動報告】
<参 加 者>6名(男性3名 女性3名)浅野さん・加納さん・川那辺さん・鷲見さん・徳丸さん・小野
<活動時間>13:00~16:00
<活動場所>ぎふメディアコスモス 2Fつながる読書の部屋

1.アイスブレイク

1) 昨今、最も印象に残っている出来事・人物・番組・記事・スポーツなどは?
2)お好きなトピックで何なりと心行くまでどうぞ。

 13時ジャストに4名(川那辺さん・鷲見さん・徳丸さん・小野)でスタートした会は”What’s new ?”もそこそこに、出だしから白熱しました。前回話題になった「国連気候行動サミット」での、スウェーデンの16歳少女クレタ・トゥエンベリさんのスピーチへの感想はとりわけ意見が多く、自分の意見を持つこと、それを「ここ一番」でメッセージにして伝えること、何より、そのメッセージが多くの人々を動かすことの意味を再認識しました。感情を込めつつ、感情に流されず。限られた知識と経験を活用して、キー・ワードを絞り込み、メッセージ性の高いスピーチに仕上げていく。それは「スキル」とはいいつつ、やはりスピーカーの「問題意識」「目的意識」の高さにかかっていると、クレタさんから学びました。中学生にして頭部に瀕死の銃撃を受けたにもかかわらず、女性への教育の必要性や平和を訴える活動を続け、史上最年少17歳にして「ノーベル平和賞」を受賞したパキスタン人女性からを受賞したパキスタン人のフェミニスト・人権運動家のマララ・ユスフザイさんの、国連本部における感動的なスピーチ「本とペンは世界で最も強力な武器」と同じく、「かけがえのない体験を通じ、心の底からあふれ出た言葉」の持つ気高さは、万人の心に響きます。十代で世界を揺さぶる言葉を発する少女たちに対して、各国の要人が予定調和ともとれるスピーチ、問題の本質を外すかのような言葉しか残せていない現状を鑑みると、政治や経済の劣化を痛感せざるを得ません。私たち大人が、彼らの真っ直ぐな心にどのように応えていくか。ささやかでも、何らかの第一歩を踏み出す気概を持ちたいですね。クレタさんの話題はその後、彼女が強く主張していた「環境問題」に及び、「資源分別」の話へと移行していきました。川那辺さんからは「横浜と岐阜との分別レベルのちがい」をご指摘いただき、横浜の資源分別の確かさ、それを主導する行政のイニシャチブティブに少なからず驚きました。さらに、「横浜話」は広がり、昨今大きな話題になっている「IR整備法(カジノ法案)」へ。林文子市長が当初の見解を一転させ、市が大きく二分している本法案。横浜にとどまらず、今後の日本のあり方も大きく変えていくほどの問題をはらんでいるだけに、機会があれば、サークルのテーマにしたいです。休憩をはさみ、今回は4名の方々から、英語に関わる、もしくは、英語を使った個人テーマでプレゼンテーションをしていただきました。川那辺さんにはご自身の「世代別海外旅行史」のレジュメをご持参いただき、それに沿い、個々の旅行の目的から体験、印象に残る思い出などを語っていただきました。プライベート旅行はもちろん、イギリス赴任中のご兄弟を訪ねられたり、当時の文部省教員派遣でヨーロッパ諸国を回られたり。何より「里親(foster
parent)」として、自らが支援されている2人の子どもに会うために出かけられたカンボジアで見聞きされたお話には、成長していく少女たちの希望にあふれる瞳と、アンコールワット周辺で観光客に群がる物乞いとのギャップを知り、内戦の悲惨さを痛感しました。鷲見さんは「赤毛のアン(Anne of Green Gables)」の本を持参。そのあらすじを語っていただくとともに、ハードカバーの要所にある格調ある挿絵などに関するコメントもいただきました。インターネット通販で容易に洋書が手に入る昨今とは異なり、「船便」などで時間をかけて洋書を手に入れた当時の思いをお聞きするうちに、私自身「卒論論文資料用洋書」を注文するのが遅れて、冷や汗をかき、思いも寄らない苦労したことを思い出しました。加納さんは「ビートルズ(Yesterday)」「トニー・ベネット(I left my heart in San Francisco)」と「歌詞」「タブレットによる音声」をご用意され、曲の紹介とまつわる思い出を話していただきました。英語の歌が私たちの「感性」を豊かにするばかりか、「教材」としても大いに役立つと実感でき、「いつかはみなさんで英語カラオケを」という目標(?)もできました。浅野さんが持参された医学学術書は一見取っつきにくそうで、最初は及び腰だった私でしたが、専門用語などはわかりやすい単語や表現に置き換え、適宜確認していただき、終始興味深く拝聴しました。「英語はとてもロジカルな言語で、論文向き」との一言には思わず納得。その英語の特質を心に留め、私もロジカル思考も心がけて、英語を学ぼうと思いました。