Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

12月7日活動報告

【前回(12月7日)CEC活動報告】
<参 加 者>6名(男性5名 女性1名)大口さん・加納さん・鷲見さん・谷本さん・徳丸さん・小野
<活動時間>13:00~16:00
<活動場所>ぎふメディアコスモス 2Fつながる読書の部屋

1.アイスブレイク

1) 昨今、最も印象に残っている出来事・人物・番組・記事・スポーツなどは?
2)お好きなトピックで何なりと心行くまでどうぞ。

 13時過ぎ、大口さん、鷲見さん、私の3人でスタートした師走初のサークル。自然と「12月といえば…」という感じでチャットは弾み、「クリスマス→プレゼント」とトピックが広がっていきました。思えば、日本人の「クリスマス観」はすっかり様変わりしました。とりわけ「クリスマス・プレゼント」は、ピークだった「バブル期」はとてつもない市場となり、今では信じ難いほどに浮かれていた気がします。昨今、その風潮はかなり下火となったものの、クリスマス・プレゼントにかける「お金」と「意気込み」は、人によっては…でしょう。私自身は、プレゼント交換はある意味「わずらわしい」と思う類の人間なので、それ自体にあまり意味を見出せません。かつて、盆暮れのいただきものに接すると、受け取らないわけにはいかず、しかし、正直「趣味」に合わないものをいただくと、「ちょっとね…」と感じたものです。さらに「いただきっぱなし」というわけにはいかないので、いわゆる「半返し」といわれる「いただきものの半分ほどの価格の何か」を送らねばならず、そのチョイスに頭を痛めたこともありました。ビールをいただいたら、酒のいける方と拝察するも、違うビールを贈ったり、まして「ビール券」を贈るわけにはいかず、一筆を添え、ぶどう酒を送ったりもしました。お口に合うかどうかがわからないプレゼントを、義理で贈るほど難しいことはありません。当時はしかし、それが日本社会の慣習と割り切り、毎年毎年何の疑問も持たず、くり返していたものです。「カタログギフト」が出た時は、あまりに画期的なアイディアに心底驚きましたが、それも数を重ねると、ほしい商品がそろう一方、さらにほしい商品が見つからなかったりして、私のような味気ない「実利主義」の人間にとっては物足りなくなりました。相手を思い、相手の喜ぶ顔を思いながら、自分も喜んでプレゼントを見つける。プレゼント交換を通じて、お互いの絆を確認し合う。そんな「ふれあいの心」にやや疎い自分もどうかとは思いますが、私は今でもやはり「プレゼントの授受」は苦手です。サークルはその後、「英会話サークルのあり方」について、加納さんの体験談で、ホットに盛り上がりました。「英会話」を「ええ会話」、さらに「英快話」していくためには、参加者個々のマナーはいうまでもなく、不特定多数の参加者が集まるサークルにおいては、最小限のサークル・ポリシーやサークル・マネジメントこそ不可欠だということで、メンバーの意見の一致を見ました。いわゆる「場の空気」はTPOによって大きく変わります。ボランティアによって進行が一任されているサークルでは、そのファシリテーター的役割が期待されていますが、ボランティアご自身が、サークル進行にたびたび口を挟み、さらにその“うんちく”をご披露されると、他の参加者の方々の「発話機会」はぐんと減り、場合によって、物言わぬ「オーディエンス」にならざるを得ません。「英会話」を楽しもうと参加される方々には、それは好ましからざる事態でしょう。加納さんは「会話はキャッチボール」というたとえ話をされ、「トピック」という名の「ボール」は一人で抱え込まずに、相手の取りやすい箇所にタイミングよく返していく。さらに、それを参加者全員でシェアし、心地よい会話を広げ深めていく。その大切さをメンバーで確認し合い、納得し合いました。私自身、過日某サークルで、思いがけない出会いを得て、以前みなさんにお話した「英会話力=英語力+会話力」をまざまざと思い出しました。サークル定刻に遅れてみえたある男性は、会話を楽しんでいた私たち参加者の間に、少なからず大きな声で割って入り一言 ”What are you talking about ?”。自由な雰囲気のサークルとはいえ、遅れて入り、会話の流れをいったん止めるような一言に驚かざるを得ませんでしたが、彼はその後も、参加者の発言の一つ一つにていねい(?)なコメントを加える「ジャンクション(中継地)」と化し、まるで「レクチャー」のような、独自の会話スタイルに終始してみえまいた。それまでの和やかな会話が途切れ、場の空気が一変したことに気づいた(であろう)彼はしかし、「このテーブルは退屈(boring)だ」と漏らし、突然「英字新聞」を取り出し、「見出し」をもとに、参加者たちに意見を求めたり、まとまりに乏しい断片的な知識をつなぎ、話し始めたり。場の空気を読んだ「会話力」の大切さを私は身を以て体験できました。