【前回（３月７日）ＣＥＣ活動報告】
☞ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止（岐阜メディアコスモス閉館）
県内の小中高、および、特別支援学校、また、文化・スポーツ施設が活動中止となって一週間。その間ほとんどの活動が大幅に縮小したり、官民の大規模イベントは中止となり、新型コロナウイルスの猛威はとどまることを知りません。日々絶え間なく流れるマスコミ情報に前向きな兆しは見えませんし、政府をはじめ、行政対応も二転三転するのはもちろん、後手に回っている感は否めず、カオスが深まるばかりです。ワクチンなき「新型ウイルス」という「見えない敵」との闘いは今後も予断を許しません。そんな中、私たちの活動拠点である「岐阜メディアコスモス」は、今月１５日までの閉館を早々と決定。１６日以降は状況の変化を踏まえ、十分な感染防止対策がなされているか ▽高齢者や基礎疾患のある人が主な参加者ではないかなどの基準で慎重に判断する（２月２９日中日新聞１２面 岐阜県版より）としています。こうしたきわめて流動的な行政対応の中で、サークル再開の目途もまた流動的とならざるを得ません。早ければ、来週月曜日には岐阜メディアコスモスは再開しますが、それを以て、サークル再開とするかどうかは、各団体の主宰者、およびメンバーの自己判断、自己決定、何より自己責任となります。メールで「今後の予定」への問い合わせをいくつかいただいておりますが、私としては今の時点では、それに対する明快な答えを持ち合わせてはおりません。個人的には、サークル開始以来、これほどに英会話から離れた生活をしたことがなく、気持ちは逸り、うずうずしていますが、「事が事」「相手が相手」だけに、再開には慎重の上にも慎重にならざるを得ません。昨今、日本各地で発生している「ライブバー＆ライブハウスにおける感染拡大」をテレビ報道で観るたび、その思いは強くなります。今しばらく事態の推移を見守り、再開については本ブログにおいて、後日連絡させていただきます。ところで、みなさんはいかがお過ごしですか？ 私は通勤と買物以外の外出は極力控え、自宅待機を心がけてきました。季節的に「冬ごもり」から「春ごもり」になりそうな今、何となく心は晴れません。本来は「梅は咲いたか、桜はまだかいな」と気持ち浮かれる今日この頃のはずが、電車内は「マスク一色の異様な花盛り」。朝夕それを見ていると、一向に変わらぬ先行き不透明感に、行場のない憤りさえ感じます。このかつてない緊急事態には、国民が一つになり、いい意味で「火事場の馬鹿力」こそ発揮すべきなのに、マスクやトイレットペーパー買い占めや転売など「火事場泥棒」のような、不当で不法な輩が跋扈する状況には、空いた口が塞がりません。そうした厚顔無恥な違法行為の拡大のためにインターネットがしばしば使われていますが、強力な文明の利器をもっと有効に、有用に使えないものかと思わずにおられません。また、この世界的危機に対する各国首脳の諸対応を見るにつけ、その手腕にはじまり、取り巻くブレーンの危機管理に至るまで、それが平生往生だと痛感します。「最悪に備えよ（Prepare for the worst.）」を旨とし、「日々是勝負」こそすべての基本ですね。
