Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

2月15日活動報告

【前回(2月15日)CEC活動報告】
<参 加 者>12名(男性6名 女性6名)尾崎さん・加納さん・小枝さん・佐山さん・鷲見さん・谷本さん・坪内さん・徳丸さん・林さん・三宅さん・吉村さん・小野
<活動時間>13:00~15:50
<活動場所>ぎふメディアコスモス 2Fつながる読書の部屋

 3名の新メンバー(尾崎さん・小枝さん・佐山さん)がみえた今回のサークル。ウォームアップを兼ね、スタートは1人1分程度の簡単な自己紹介。すっきりとした自己紹介の中、小枝さんから「私の英語学習の目的は認知症予防(Dementia prevention)」と一言。室内の空気が和むとともに、私自身は少しはっとした思い。自分も無意識に同じことを思っていると実感しました。自己紹介終了後は、テーブルごとに「グループ・チャット」。私のテーブルは、過日亡くなった野村克也氏の話題からスタート。金田正一氏、高木守道氏、そして野村氏と、今年に入り、立て続けの昭和のプロ野球のレジェンドたちの訃報。テスト生で南海へ入団後、そのまま南海の「選手兼監督(playing manager)」まで上り詰め、さらに西武で「生涯一捕手」を掲げ、精魂尽きるまでプロ野球選手を続けた氏の偉業を通じ、「人生の何たるか」を話せたらと思い、私は氏を話題に上げました。一方、氏の野球の業績をあまりご存じない女性陣は「氏のプライベート」、とりわけ今は亡き沙知代夫人(通称サッチー)との夫婦のあり方から切り込んで、「夫婦とは何か」に始まり、「理想の夫婦のあり方」まで、私自身は当初思いも寄らなかったおしゃべりを楽しむことができました。途中で「サッチーが奥さんだったら?」という質問を受けたときは、一瞬答えに窮しましたが、「家を空けることが多くなるかも(I may leave the house empty more and more.)」とまとめました。話はさらに、野村夫妻としばしば比較された落合夫妻(元中日監督 落合博満氏&信子夫人)まで広がり、「夫にとっての妻」「妻にとっての夫」、さらに「互いを尊重し、互いを必要とし合う夫婦のあり方」に至るまで、ざっくばらんな意見交換ができ、楽しい中にも深まりのあるおしゃべりができました。最後は鷲見さんから「運命の人(soul mate)」という野村夫妻にぴったりのお言葉をいただき、私もそれを聞いて、「良き配偶者(better half)」の一言を引き出せました。テーブルを囲んだ5人で活発にやりとりできたことにより、「類推(analogy)」が高まり、そこからいくつかのキー・ワードが思わず出たことは実に心地よかったですし、私たちのこれからの英語のおしゃべりにも、こうした一連の流れができたらと思いました。今回の冒頭、新メンバーの参加により再度確認させていただいた「ワン・ウェイ(レクチャーやスピーチなど)」ではない、「ツー・ウェイ(双方向)」のコミュニケーションを実現するためには、知識や情報の言いっぱなしから一歩踏み込み、個々に多いなる連想を働かせ、そこからさまざまな類推(置き換え・たとえ)を加えていく。さらに、どんな話題にも自分自身の意見をまとめて、メンバーへの問題提起から「オチ(punch line)」まで心がけ、話を組み立てていけば、一つの話題からでも豊かなおしゃべりが期待できるでしょう。おしゃべりの楽しさを、量から質へと転換していくために、「英語力」はもちろん、「会話力」を高めるべく、お互いに「相手意識」をさらに高めていきたいものです。グループ・チャット後、「15分×4人」で行った「ペア・チャット」は「タイム・アップ(time’s up)」になっても切り上げられないほどホットなペアもあり、盛況でした。四方山話の中にはっとする気づきなどがあればと思いました。「プレゼンテーション・コーナー」は、私から「英語の歌のリスニング」を用意させていただきました。私の学生時代のカラオケ十八番で、社会人になってからは、テレビなどのCMソングとしてたびたび耳にしては、その度に懐かしさに浸ったバラードの名曲 “We Are All Alone(Boz Scaggs)” はいかがでしたか? 歌詞にある “we” には2通りの解釈があり、「私たち(人間)はみんな一人だ」、もう一つは「私たち(私と恋人)は二人きりだ」。解釈により、バラードか、ラブソングか、まったく聞こえ方は変わります。歌は世につれ、世は歌につれといわれますが、歌は人につれ、人は歌につれ。歌は作り手側の思いさえ離れ、リスナーによって、歌詞の受け止め方が変わり、歌の感じ方もまた変わる。それこそが歌のおもしろさであり、醍醐味ともいえそうです。リスニング後には、吉村さんに“サビ”をクールに歌っていただき、よいしめくくりになりました。さらに、みなさんで「青春時代にお気に入りだった洋楽・歌手」などを交流していただき、ビートルズカーペンターズサイモン&ガーファンクルなどのスタンダード・ナンバーからオリビア・ニュートン・ジョンシーナ・イーストンまで、その思い出と共に語り合いました。