Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

3月21日活動中止

【次回(3月21日)CEC活動連絡】
☞ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止(岐阜メディアコスモス閉館)

 一昨日「岐阜メディアコスモス」より、「閉館期間延長」の連絡が入りました。よって、21日に予定していたCECは中止となりました。予想された結果とはいえ、1ヶ月以上活動が中断することは残念でなりません。メンバーとともに、活動内容も軌道に乗ってきた今、一日も早い再開をただただ望むばかりですが、「歴史的緊急事態」に指定された「新型コロナウイルス」は世界的規模で猛威をふるっており、先々に暗い影を落としています。世界保健機関(WHO)はこれを「パンデミック(世界的大流行)とみなせる」と表明。日本政府はもちろん、各国政府が医療や経済における混乱の収拾を図っていますが、なかなか歯止めがかからないのが現状のようです。とりわけ、ヨーロッパ諸国における感染者の急激な増加が世界経済に及ぼす影響は看過できないところまできています。世界的株価暴落は、リーマンショックの再来を予感させ、世界経済の底なしの冷え込みさえ懸念されます。国内では都道府県による温度差はあるようですが、国民の閉塞感は日々募る一方です。政府は過日「緊急事態宣言」を可能にする法案を成立させ、国民の私権制限も含む、本格的な対応を進めていくようです。国民生活の安定に向け、迅速にして効果的な政策こそ望まれますが、すべてに万全な対応は難しく、政策のビジョンとプライオリティが今、試されています。さらに、政府の通達をもとにした各自治体のリーダーシップも期待されます。何より、この世界的危機に対して、私たち一人ひとりが認識を深め、常に冷静な対応を心がけていかなければと思います。メディアからは連日、厳しい現実が報道されますが、その中からでも、生かせる知識や情報を最大限に活用し、この試練を乗り越えていきたいですね。あれよあれよという間に、世界中に蔓延した新型コロナウイルスは、私には「阪神淡路大震災」「東日本大震災」に次ぐ第三の緊急事態。しかし、緊迫した自粛ムードに包まれていたとはいえ、「当事者意識」が希薄だった二つの大震災と比べ、新型コロナウイルスはわが身に差し迫る問題との認識が高く、当事者意識はもちろん、高い問題意識も持てるようになってきています。昨今は、家庭と職場、必要最小限の買物以外は「自主的自宅待機」の日々。そんな中、限られた人間としか顔を合わせない生活ほど無味乾燥なものはないと痛感しています。しかし、新型コロナウイルスの脅威を思えば、いつまで続くかがわからない状況だからこそ、まずは健康第一。背に腹は代えられません。フランスでは、買物などの必要最小限の外出以外を抑制するために「外出禁止令」が出て、違反者には厳しい罰則が科せられることになりました。経済的には深刻な打撃が予想される中の決断に「それどころではない」フランスの、さらに、ヨーロッパの窮状が垣間見えてきます。「各国の現状に比べると、日本はまだ持ちこたえている」という見方をする識者は少なくありませんが、確かなことは「ワクチン開発が遠い先になる」ことのみ。底力があるとされる日本の医療制度を今後も持続し、経済を下支えしていける政策が求められます。