Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

5月28日活動報告

【前回(5月28日)CEC活動報告】

<参  加  者>4名(男性1名 女性3名)小枝さん・鷲見さん・長瀬さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング

 わが家の庭では、アジサイの蕾がポツポツと見られるようになり、私としては「梅雨」をイメージし始めた今日この頃ですが、近況報告では、鷲見さんと小枝さんからそれぞれに、庭の草花のお世話に精を出してみえるお話を聞きました。犬猫などのペットほどではないにせよ、雨後に雑草がぐっと増えるこの時期に、地道にガーデンニングに取り組むことは、私にはただただ頭が下がりますが、何事も好きこそものの上手なれ。最後に必ず美しい花を咲かせて、期待に応えてくれる草花は、ある意味でペットはもちろん、人間以上に愛すべき面があるかもしれません。お二人とも今回は「バラ」にまつわる話をされましたが、鷲見さんは職場の同僚のフィリピン人の方を自宅の庭に招き、咲き誇るバラを見てもらったところ、彼女にとってはそれがバラとのファースト・コンタクトだったらしく、その感動を聞くにつけ、て「所変われば、品変わる」を実感されたようです。小枝さんもまた「ライフワーク」として世話をされている草花への愛着を話されましたが、その様子を聞き、土になじみ、草花と日々対話しながら、心を通わせていくことは、自分、さらに、人生をも豊かにしていくことだと感じました。私もいつの日か、そんなふうに言えるようにと思いますが、今のところ、自分の世話でさえ持て余してしまう狭量の人間であることをただ恥じ入るばかりです。長瀬さんはご家族で宮古島へ足を延ばされたことを話されました。コロナ禍の自粛もあって、4年ぶりの家族旅行だったとのことですが、滞在中は雨と曇りが行ったり来たり。それでも、美しい島の風景と、何よりも、ご家族と久しぶりに旅の思い出ができ、5月のよいしめくくりをされたことでしょう。そうこう話しているうちに、あっという間に2時10分過ぎとなり、ここで前半のセッションは終了。3分間ほどの小休止に入り、2時15分からの後半(メイン)・セッションの準備に入りました。後半(メイン)・セッションでは「チャレンジ(Challenge)」をテーマに3つの質問に沿って話し合いを進めていきました。ウォームアップとして、「チャレンジ」という言葉が好きかどうかを、みなさんにお尋ねしたところ、2名が好きで、2名はそれほどでもないとのこと。好きな2名は「チャレンジあっての、今の私(人生)」という人生観があり、それほどでもない2名は「人生は安定が一番、チャレンジはしばしば安定を損なう結果に終わる」という人生観を語られました。この両者は表裏一体(two sides of the same coin)といったところで、「チャレンジ」を語る上で避けられない考え方だと思います。諺でいえば、チャレンジ肯定派は「虎穴に入らずんば、虎児を得ず」、チャレンジ否定派は「石橋を叩いて渡る」という感じでしょうか。いずれにせよ、チャレンジにはしばしば「勇気」が求められますが、それが浅はかな「蛮勇」であれば、チャレンジは「無謀」にすぎず、その結果は目も当てられません。闇雲に事に当たるのでなく、「機を見て動く」。英語でいえば、「Chance→Check→Challenge」のサイクルこそが前向きなChangeの源だと私は思います。

 

【前回反省と今後のCECに関する提言】 

 各自の「挑戦」を語っていただくと、私を除く3名の方が「海外における挑戦」を紹介されました。鷲見さんと長瀬さんは、「留学(studying abroad)」が個々の「自立」への意識を目覚めさせ、後々の人生の糧になっていることを話されました。鷲見さんは留学の準備段階で、英語学習の質を高めることはもちろん、留学要件を満たすために、自分のすべきことをリストアップし、プライオリティをつけて取り組むこと自体が、チャレンジの序章であり、本番の留学の糧になったそうです。長瀬さんは、鷲見さんよりも年齢を経て(old enough)から、未知の言語たるスペイン語を、未知の国たるメキシコで学ぶことが、心に残るチャレンジだったそうです。同世代のことが気になり始めた頃に、さまざまな思いを抱えながら、自身の夢の実現のために取り組まれたことも「自立」への第一歩であり、チャレンジそのものだと私も思いました。小枝さんは、英語サークル仲間たちと、共に学んだ英語でチャレンジすべく訪れた海外で「旅は道連れ、世は情け」ならぬ、「旅の恥は掻き捨て」のようなメンバーの言行に遭遇。人のあり様がわかる(海外)旅行の機微をユーモラスに語られました。私は大学入学時、緩いサークル活動とアルバイトを楽しもうと思っていた矢先、包容力のある下宿の先輩との邂逅で急転直下。心を固めていたPESから、わざわざ稽古と人間関係の厳しい大学空手道部にチャレンジした経緯を話しました。予期せぬチャレンジが今に続く自分の核になっている不思議さは人生の妙そのものです。