Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

1月21日活動報告

【前回(1月21日)CEC活動報告】

<参  加  者>3名(男性2名 女性1名)小枝さん・徳丸さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング

 長期間にわたり高止まりのコロナに、インフルエンザが追い打ちをかけている感のある1月後半、今年2回目のCECスタート。近況報告は徳丸さんの「鏡島弘法 新年初参拝」の話から。ふだんは寂れて久しい鏡島弘法(瑞甲山乙津寺)ですが、「初弘法」はそれなりに人手が出るようです。定期的に訪れている徳丸さんもそう話されていましたが、地元民であり、かつての賑わいを知る私にとっては、鏡島弘法と柳ケ瀬は見る影もなくなってしまったというのが本音です。私自身は、小学生の頃は(勝手に)「通学路」にして、日々歩き、しばしば道草を食っていた弘法様。広い境内で、みんなで遊んだことはもちろん、給食でパンを残したときは、寺内の池の鯉や亀の餌とすべく、それを投げ与えては、ぼんやりと時間を過ごしたりもしました。そこは「写生大会」が行われたこともあり、私には生活の一部ともいえる場所でした。もちろん、毎月21日の縁日には、参道や境内にはいくつもの露店が並び、世代を問わず、県内外の参拝客でごった返し、“柳ケ瀬デビュー”をする前の私にとっては、「21日の弘法様」は繁華街そのものでした。徳丸さんのお話を聞くうちに、古きよき日が走馬灯のように甦ってきました。小枝さんは「旧知の方の寒中見舞い(winter greeting card)」を通じて、自身の人生が次のステージに移りつつある実感を話されました。高校教師を早期退職されたご友人は、1カ月ほどなら、海外で“バックパッカー”ができるバイタリティを生かし、旅行はもちろん、登山をはじめ、さまざまなことにチャレンジ。昨今は「断捨離」に向け、新たなチャレンジをされているとのこと。何となく「人生の四季」を感じさせられました。私はご心配をおかけした「携帯電話」発見の報を手短に。元旦深夜、思い立って、服の整理をし始め、不要な服を2階のタンスに上げたところ、それらの服の間に紛れさせてしまっていたというお粗末な顛末で。これでは、いくら探しても見つからなかったはずです。偶然に服が必要となり、探しに行ったからよかったものの、そうでなかったらと思うと、少し笑えない話でした。数分の休止後、「ホワイトな(≒緩い)職場を去る若者たち」をトピックに、3つの質問でチャットスタート。まずは個々の「最も印象に残る職場」について、その特徴などを交流しました。徳丸さんはワシントンで在職時、彼の地の生活はもちろん、足を延ばして堪能できた自然や風物が、仕事や職場に潤いをもたらしてくれた事例を話されました。公私の充実、さらにその豊かな関わり合いが、仕事や職場をかけがえのないものに変えていくということがわかりました。小枝さんは30代前半にして、銀行を辞めた知り合いを例に、個々の性格と職場(&仕事)との不可分にして、不可欠な要素について話されました。控え目な性格と当時の金融関係の職場とのミスマッチが、最終的には退職を決意させた一方、その葛藤が、自身に合う職場(&仕事)を見つけるきっかけになったという話を具体的なエピソードを交えながら、語ってくださいました。

 

【前回反省と今後のCECに関する提言】  

 私の「最も印象に残る職場」は一つ二つではありません。そんな職場の共通項は「尊敬(しばしば、心服)する上司(多くは学校長)」の存在です。彼らはシンプルにして、確固たる「教育哲学」を持ち、陰に日向に「教師集団」をまとめ上げていました。私が受けた数多の薫陶の中で、よりよい職場づくりに最も大切だと思ったのは「仕事は厳しく、職場は温かく」。「校内暴力」の真っ只中、新任校長が折りに触れ、職員を啓発するとともに、何よりもご自身がその後ろ姿でその範を示し、職員を感化していく。その過程を見ながら、この言葉の重さに感じ入りました。職場に求められる要素としては、小枝さんから「バランス(life balance)」「個人的成長(personal growth)」の二つが出るとともに、これらへの見解の相違が、昨今の若者の職場離れの一因になっているのではという意見がありました。また、21世紀より本格化した「個性化教育」の浸透で、彼らにとっては、意味ある、自分らしい社会貢献を求めることが自然になりつつある風潮も指摘されました。私が職場に求めたい3要素(3C)は、順に「葛藤(conflict)」「自信(confidence)」「満足&内容(content)」。これは前述の「仕事は厳しく、職場は温かく」をもとに、私なりに考えた職場づくりの原理原則です。低い目標や志に甘んじることなく、日々の試行錯誤で大いに悩み、大いに伸びる。それを糧に新たな実践を積み、大いに自信をつけながら、大いに満足できる結果につなげる。換言すれば、こじんまりと「妥協(compromise)」せず、「大胆にして、細心であれ」となりますかね。