Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

8月5日活動報告

【8月5日(土)CEC活動報告】

<参  加  者>4名(男性3名 女性1名)内田さん・徳丸さん・長瀬さん・小野

<活動時間>14:00~15:20

<活動形態>Zoomミィーティング 

 仕事でしばらく参加されなかった長瀬さんが復帰。レギュラーメンバー3名に引き続き、内田さんにご参加いただけた前回CEC。ウォームアップは初対面となった長瀬さんと内田さんからそれぞれ近況報告を兼ねた手短な自己紹介をお願いしました。仕事における必要性から、スペイン語学習を再スタートされた長瀬さん。「仕事の必須アイテム」という最高の「モチベーション」を持ちながら、学生時代のようにはかどらない様子に、言語学習の楽しさと厳しさの両方を痛感しました。「昔取った杵柄」とばかりはいかない今の悪戦苦闘がやがて「継続は力なり」となることに期待しています。英語と日本語の両方のオンライン・サークルのオーガナイザーをされている内田さんは「日本語指導資格取得」に向けた地道な学習をされている様子を紹介されました。趣味の域を越えた、ひたむきな向学心がひしひしと伝わり、その根っからの「語学学習者気質」に心底感服いたしました。長年「日本語ボランティア」をされている徳丸さんからときおり「教え子たちとのやりとり」をうかがい、「グローバル社会にあり、日本語で発信できる人材をボランティアで育成する」尊さを感じていましたが、内田さんの「言語学習へのあくなき挑戦」もまた、私にとっては、自身の今後の英語学習を広げ深めていくヒントに感じられ、聴き入っていました。「趣味」としての英語学習が心がけ次第では、大いなるライフワークにつながっていくという期待感が高まりました。第2セッションは、連日の「災害級の暑さ」をよそに、個々ののどかな「夏の思い出」を語り合うことができました。「夏のイメージ」としては「水遊び」が異口同音に出ました。豊かな自然に囲まれた環境で、「川遊び」に興じてみえた徳丸さん。当時小学校にはまだプールがなかったとのことで、ごく自然に川や海などに親しんでみえた様子が新鮮でした。内田さん、私はともに、「川泳ぎ」の経験がなく、夏といえば、学校や地元のプールに通った思い出話に花が咲きました。さらに盛り上がった話題は「中学校部活動」。炎天下の野球部練習を「水分補給禁止」という鉄則の下で長時間続けた内田さん。監督やコーチの目を盗み、素早く水分摂取する様子は、実にスリリングな光景でした。私は「大学空手道部夏期合宿」が忘れ得ぬ夏の思い出で、40度を超える道場内で、ときおり蜃気楼が見える(?)中、無我夢中で突き蹴り、気が付くと、自分が床に倒れていたり、相手が床に倒れていたことを今も思い出します。水分補給は当然厳禁で、稽古中はお互いにかなり殺気立っていましたが、稽古後に冷え切った「ポカリスエット2ℓ」と飲み干すと、お互いに妙にテンションアップ。なぜか一気に“笑い上戸”になっていた気がします。稽古で頭も熱くなり、少なからずやられて(?)いたのかもしれません。さらに、学校絡みの夏の思い出として、「夏の宿題」が話題となり、小学生時代に毎年配布されていた「夏の友」という“悪友”が出ました。1学期の学習内容を満遍なく復習できるありがたい宿題のはずが、メンバーからは思った通りの不評。子どもたちのためになる宿題は今も存続中ですが、その人気はいかに…。その後、「お気に入りの夏休みの宿題」について、意見交流をしましたが、「夏休みに宿題なんて野暮」という感じは拭えず、宿題には「共生」よりも「強制」を感じる方が多かったようです。私自身は昔から「読書感想文」がお気に入りで、夏休み早々に着手していた覚えがあります。元々読書好きでしたが、小5の夏休み、当時の課題図書「ベロ出しチョンマ」の私の読書感想文が「岐阜市小学生読書感想文コンクール」で入選。昼の放送でそれを読む機会があり、その後は「柳の下のどじょう」を求め、読書感想文にはまりました。長じて、「清流の国ぎふ・おすすめの一冊コンクール」で三度入賞(入賞→銅賞→銀賞)することができたのは望外の喜びでした。この私の例を挙げるまでもなく、子どもの頃に何かのきっかけで自信(勘違い?)を持つと、それが後々思いがけない形で結実していくことは少なくありません。学校、教師、友人は、何が幸いし、何が災いするかわかりませんが、それらが織りなす経験でしか、子どもは真に成長できないと私は思います。言い換えれば、学校は「経験を通して、知識を学ぶ」場だと確信します。最後に一つ、アフター・コロナ時代の幕開けで、今夏から本格的に再開された「ラジオ体操」を紹介します。そのほとんどは少子化の影響で、保護者と敬老会、地域住民が主体のイベントになり、「7月限定バージョン」に。その背景の一つとして、「ライフスタイル多様化」による地域の寛容性の衰退が挙げられます。戦前から日本の夏を彩ってきたラジオ体操は「地域で子育てを」と「日本型の個人主義」が相容れない典型例の一つとして、微妙な存在になりました。「日本の夏の風物詩」の栄枯盛衰は日本の歴史そのものだといえそうです。