Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

4月25日活動中止

【次回(4月25日)CEC活動連絡】
☞ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止…よろしくお願いいたします。
 
  「梅は咲いたか、桜はまだかいな」。江戸以降流行した「端唄(短い歌謡)」の冒頭の一節を挙げるまでもなく、何となく心湧き立つはずのこの時期ですが、今春は「コロナ禍」で日本中どころか、世界中が静まり返っています。そんな中にあって、雨が少なかった今春の桜は、例年以上に咲き誇っていました。人間界の混乱をよそに、何一つ変わらぬ大自然の営みには、改めて大いなる力を感じずにはいられませんでした。年明け早々に中国から「コロナ・ウイルス」の一報がもたらされた際は、これほどまで事態が拡散し、深刻化するなどとは思いもしませんでした。当時の私の頭にぱっと浮かんだのは、2002年11月16日中国南部の広東省を起源とした「SARS(重症急性呼吸器症候群)」。香港、北京などで感染した人の移動により、シンガポールや台湾に広がり、世界中に拡散。結局、32の地域と国にわたって、8,000人を超える症例が報告されましたが、日本における確認例はなく、その緊急性は意識していたものの、正直“対岸の火事”的意識でした。2003年7月5日 WHOから「SARS終息宣言」が出され以降でも、世界各地においていくつか「ウイルス性疾患」は見られたものの、日本に限れば、それが私たちの日常生活に影響を及ぼしたことはないに等しく、私たちには、そうした事態に対する「免疫」がありませんでした。悪化の一途をたどる「新型コロナ」への行政の対応は、文字通り、二転三転。昨日はついに史上初の「緊急事態宣言」が出され、日本全国がコロナに向かって一致団結すべき局面にあることを再認識させられました。私の身の回りでも、コロナにより、さまざまな変更を余儀なくされている事態をしばしば見聞きします。行きつけのスーパーマーケットでは、レジの足元にカラー・テープ・ラインが引かれ、「1メートル以上離れてお並びください」との「注意書き」。最初、それにまったく気づかなかった私は「ずいぶんレジが込み合っているな」といぶかしく思ったのですが、今ではごく当たり前のように「コロナ・レジ・シフト」に順応。それどころか、その警告を”スルー”しているような客には少なからず苛立ちさえおぼえます。日々のメディアの「コロナ報道」を目にしていれば、個々のささやかな心がけはコロナ感染リスクを下げるための第一歩であり、それを決して疎かにしてはなりません。「不要不急の外出回避」はもちろん、個々にできることを思い考えて、一日も早い「コロナ終息」を願わずにはおられません。僭越ではございますが、みなさま方におかれましても、くれぐれもご自重され、次回お会いできる日にはまた、互いに明るく楽しく英会話を楽しめたらと思います。残念ながら、CECの今後の日程は目途が立ちません。長い冬が今、長い春になり、おそらく長い夏になっていく。そんな予感がする昨今、再開の判断はつきかねます。私としては少なくとも「5月までは一切活動停止」と考えていますが、みなさま方からぜひご意見やご要望を聞かせていただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。