Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

12月12日活動報告

【前回(12月12日)CEC活動報告】

<参 加 者>5名(男性3名 女性2名)大口さん・鷲見さん・田中さん・徳丸さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング 

 10日(木)、帰宅後にメールを開き、茫然自失しました。そこに記されたのは、かねてより闘病中だった加納さんの突然の訃報。昨年末から年明けにかけ、もう一つの英語サークル(SPR)で「英語の歌コーナー」をスタートされ、その選曲のセンスと歌にまつわるご自身のエピソードなどで、私たちに英語学習の醍醐味を「独自の視点」から教えてくださった加納さん。SPRでは、コロナ禍で家族との面会さえままならない加納さんに、少しでもお力になれればと、メンバーの集合写真に、各自のメッセージを添え、ご家族に届けていただいたり、スマホを通じ、メッセージを送ったりしたこともありました。奥さまからも折りに触れ、ご丁寧なメッセージをいただき、地道なやりとりの中で、再び加納さんにお会いできる日を祈念していました。SPRはもちろん、CECでも、その運営や毎回の進行でお力添えをいただいた加納さんのご逝去はとても言葉にならない思いでいっぱいです。今でも信じられません。「小野さん、久しぶり」とひょいと手を挙げた加納さんが、いつもの満面の笑顔をたたえ、私の前にまたみえるような、そんな思いがしてなりません。なかなか気持ちの整理がつかなかった私は今回、CECの冒頭で、加納さんご逝去の報とともに、参加されたメンバーの方々と、在りし日の加納さんを偲ばせていただきました。そして、みなさんの心の中にも私と同様に、個々の加納さんがみえると知り、改めて故人の人徳にふれました。メディアコスモスの「OEC(オープン・イングリッシュ・サークル)に初参加の折り、最初に声をかけてくださったのが加納さんでした…」といわれた鷲見さん。その後も気さくに声をかけてくださり、その巧みな英会話力から多くを学ばせていただけたと、感謝の念を話されました。田中さんには、SPRにおける加納さんの活躍ぶりにもふれていただき、「英語を通じ、弛まぬ自己啓発をされていた加納さんの真摯な学習姿勢」を参加メンバー全員で再認識しました。徳丸さんは、岐阜にみえて、初めて懇意になったのが加納さんだったとのことで、英語サークルはもちろん、他のサークル活動やアフター・サークルのプライベートなお付き合いで垣間見る加納さんの、誰からも慕われる、実直で穏やかなお人柄を語っていただきました。私にとっての加納さんは「人生の大先輩」でした。OECの際は、活動後のコーヒーブレイクで、英語学習(周辺)のご自身の体験を、私とはまったく異なる視点からお話いただき、いつも興味深く拝聴しました。現役時代の「海外(サンフランシスコ)在住」の際の、公私にわたるエピソードの数々はとりわけエキサイティングで、私がしばしば質問攻めにしたことも、今はかけがえのない思い出です。「高校時代は英語にいじめられてね」という“口癖”とは裏腹の、端正な筆記体で書かれた「加納流ノート」は「受験ノート」と見違うほどで、色とりどりのポイント書き、細かな付箋書きに、私の目はいつも釘付けでした。生前のご厚意に感謝するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。

【前回反省と今後のCECに関する提言】 

 5名のメンバーのご参加をいただいた前回は、「ペア・チャット・トピック」は実施できませんでしたが、5分ほどの休憩を挟み、90分間まずまずのおしゃべりを楽しむことができました。トピックの中心はやはり「新型コロナ」。師走に入っても、その勢いはとどまるどころか、年末年始の「緊急事態宣言」さえ懸念されるコロナ。「コロナに始まり、コロナに暮れる」令和2年の先に、まだまだ明るい未来は見えてきません。そんな中にあり、自宅で過ごす時間が増えた昨今、それを有効活用して、新たなチャレンジをスタートされた方がみえる一方、思うような時間が過ごせず、あっという間の一年間に悔いの残り方もみえました。予断を許さないというより、さらなる悪化が予想されているコロナ禍にあり、「ステイホーム(Stay Home)」の充実は、個々の「生活環境向上」のためのトップ・プライオリティだとお互いに確認できました。さらに、コロナ禍の一年間で、「自身の考え方や生き方にどんな変化があり、結果として、自身の考え方や生き方のプライオリティは何だと思ったか?」を交流すると、「おしゃべり(talk)」「命(life)」「友人(friend)」などの答えが出ました。ストレスを溜めず、生き生きと生活するためには、社会的つながり、とりわけ、身近な人たちと「ハート・トゥー・ハート(heart to heart)」なつながりを堅持し、脳に心地よい刺激を与えながら、内なるエネルギーを貯めていくことこそ大切だと実感しました。CECをこれからそんな場の一つにしていきたいですね。