Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

12月23日活動報告

【12月23日(土)CEC活動報告】

<参  加  者>5名(男性3名 女性2名)小枝さん・酒井さん・内田さん・徳丸さん・小野

<活動時間>14:00~15:50

<活動形態>Zoomミィーティング 

 令和5年最後のCECは、内田さんの「日本語教師」としての近況報告からスタート。アセスメントテストや模擬授業に向けて、充実した日々を送ってみえる様子が目に浮かぶようでした。酒井さんは納得できる取り組みができた卒論を提出され、ほっと一息つくや、大学院へ向けた本格的なスタートを切られ、内田さんと同様、充実されていました。年明けに卒論を提出するや、ほっと一息つく間もなく、友人との別れを惜しみ、毎晩のように酒を酌み交わしていた自身の学生時代と比べると、あまりの違いに言葉がありません。また、卒論にあたっては、米国の図書館や博物館の資料も検索。学士の集大成にふさわしい総括をされたとのことで、ペーパーバックなどの紙媒介一辺倒だった私の時代と比べ、ネット媒介の駆使した学びの広がりと深まりはうらやましく感じられました。小枝さんは「オープン・ハウス・イベント」における話をされました。快適にして、徹底した省エネを実現した冷暖房をはじめ、エコロジーに配慮した和モダン住宅のすばらしさは耳目を集めました。トピック・チャットに入り、「漢字のイメージ」を交流すると、内田さんから「表意文字」としての漢字の便利さが具体例とともに語られ、ひらがなやカタカナとは異なる漢字の奥行きが実感できました。徳丸さんはご自身の名前(順教)がなかなか一度で読んでもらえない一方、この名前がとてもお気に入りだと和やかに話されました。人名データベース(?)が豊富で、キラキラネームでもかなり読み方が予想できる私にも、徳丸さんのお名前は想定外の読み方で、そこに込められた願いは興味深いです。名前に関しては、前々からお聞きしたかった酒井さんのお名前「美里(みり)」の「漢字(読み方)」の由来を質問させていただきました。「漢字」はお祖母さまとお母さまのお名前から一字ずつ拝借し、「発音」は英語圏の人々にも発音しやすい(million→Miri)ように」との配慮をされたお名前だとお聞きして、「さすが21世紀の命名」だと感心しました。よく「左右対称の名前は縁起がよい」とされますが、美里さんのお名前はこの点もクリアされており、命名されたご家族の深い願いが込められたお名前だと感じます。「個々の2023年を表す漢字」としては「病(小枝さん)」「忙(酒井さん)」「変(内田さん)」「悲(徳丸さん)」「行(小野)」が挙がりました。まだコロナ禍の最中で、思いがけない虫垂炎手術をきっかけに、体調不良が続いた小枝さんは、病を得たことで予想だにしなかった起伏の激しい一年間を過ごされました。また、縁戚のご不幸が重なった徳丸さんは、人生の局面が変わりつつある思いにとらわれたご様子でした。一方、酒井さんは、前述の卒論はもちろん、ふだんのキャンパスライフ、ご自身がオーガナイズされている英語サークルなど、ご活躍の場を着実に広げられ、多忙な一年間を過ごされました。内田さんは、リタイアを契機にチャレンジを始めた「日本語教師」への道のりで、日本語はもちろん、教育に関する造詣を深められました。みなさんのお話を伺いながら、一年間はあっという間ですが、順風満帆とはいかないものだとも思いました。とはいえ、大晦日を迎える今日、みなさんで共に2023年を健やかにしめくくれたことは何よりではないかとお慶び申し上げます。最後に「私の2023年」を表す漢字「行」ですが、今年の私はたいへん行動的でした。まずは存亡の淵にあったCECの再生に向け、大阪のお二人をはじめ、元同僚、元教え子に声をかけました。今だからこそ、それは大成功だったと声高に言えますが、当初は長年「クローズド・サークル」だったCECの“歴史的開国(?)”には少なからず懸念がありました。新メンバーのみなさんにCECのコンセプトを理解していただき、何より楽しんでいただけるか。さらに、メンバーとして気持ちよく定着していただけるか。そんなことを思いながら、夏から秋にかけては、私なりに心がけました。会を重ねると、新メンバーを交えた心地よいリズムがつかめるようになり、私自身が最も例会を楽しんでいるのではと思います。すべてはメンバーのみなさんのお力添えあってのことと返す返す感謝の念にたえません。そのあまりの心地よさに、「漢字」を交えた自身の「わがままオリジナルコーナー」まで開始。みなさんのご意見を伺いつつ、何より自身の学びを広げ深めることができました。挙句、過日はとうとう大阪まで出かけ、内田さんと酒井さんと直接お話させていただく機会も。コロナ以降、名古屋さえ遠かった典型的な「インドア派」の私は、久しぶりの新幹線を楽しみつつ、何よりお二人とのライブ初対面にテンションは爆上がり。実に楽しい時間を過ごさせていただきました。時空間を瞬時につなげてくれるZoomのよさは代え難いものがありますが、やはりライブに勝るものなし。それを痛感した大阪遠征(?)でした。「今年の思い出」では、酒井さんの「カナダ・バンクーバーのコミュニティセンターにおけるボランティア体験」がとても印象に残りました。施設の関係上、丁寧にして適切な言葉遣いが求められるボランティアにあえてチャレンジされた酒井さんに感服するとともに、「自分もあと40年若かったらなあ」とも思ったり。小枝さんがときおり言われますが、酒井さんが(おそらく)さり気なく体験されてみえる体験も、世代によっては驚きだったり、感心だったりで、その話への興味は尽きません。一方、酒井さんも、ふだんの同世代とのコミュニケーションでは話題になりにくいトピックを、知識や経験の違う異世代と交流し合うことで、新たな学びの機会を得てみえるようです。こうした「ウィン・ウィン(win-win)」の関係がCECのコンセプトになりつつあることに、私はこの上ない喜びを禁じ得ません。最後となりましたが、今年のCECの活動に一方ならぬご理解とご協力を賜りましたことに改めて感謝申し上げます。メンバーのみなさま、よいお年をお迎えください。