Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

9月2日活動報告

【9月2日(土)CEC活動報告】

<参  加  者>4名(男性3名 女性1名)酒井さん・内田さん・徳丸さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング 

 9月に入っても、容赦なく照り付ける太陽にうんざりの中、二週間ぶりにご壮健なみなさんに接し、とても元気をいただきました。近況報告では、内田さんは「送別会」、酒井さんはお父様の「還暦祝賀会」の様子を、それぞれの同僚、家族、親戚の方々とのほのぼのとした交流とともに話され、聞いている私たちもまたほのぼのとした気持ちになりました。一方、お二人とも「新たな人生の門出」にあたり、それぞれの準備のために多忙な日々を送ってみえるご様子で、人生の転換期の最中にある緊張感も伝わってきました。とりわけ、大学卒業のカウントダウンが聞こえてきている酒井さんが、緊張と不安の入り混じった複雑な思いを抱えながら、受験と面接の突破に向け、日々準備を進めてみえる様子をうかがい、今の「プレッシャー(pressure)」がやがて「プレジャー(pleasure)」に変わる日を、メンバー一同願わずにおられませんでした。さらに、「送別会」「祝賀会」と聞き、私はすぐに「アルコール」をイメージしたので、みなさんに「アルコールの嗜好」を聞いたところ、内田さんと酒井さんはアルコールは嗜まれないと聞き、お二人のプライベートを何となくイメージしたりしました。とりわけ、コロナ禍の学生時代を過ごされた酒井さんは、いわゆる「コンパ」が禁じられた世代だったので、周囲にもアルコールを嗜まないお友だちが多いと聞き、「礼に始まり、礼に終わる」空手道と「酒に始まり、酒に終わる」付き合いを旨としていた私とはまったく異なる学生時代を過ごされていると実感しました。「アルコールより、スターバックスやおしゃれなカフェ」という感覚も、私には今どきのクールな学生気質そのもので、キャンパスにみえる酒井さんを実感しました。「トピック(happiness)」に入り、チャットを進めると、個々の「幸福観」は個々の「人生観」そのものだと感じられるご意見が続きました。酒井さんは開口一番に ”Everybody’s happiness is my happiness.”。家族はもちろん、友だち、周囲の方々とともにある幸福の大切さを話されました。その礎には「子どもの頃の夕食の団欒」があり、そこで毎晩交わされた日々の何気ないやりとり、さらに、多忙なご両親に代わり、ご自身が準備された夕食へのご両親の彼女への温かいお言葉がありました。「家庭の幸福」が凝縮された確かな時間の積み重ねが、酒井さんの幸福観はもちろん、酒井さんのお人柄の礎になっていることを知り、改めて「家族」「家庭」の何たるかを考えさせられました。一方、内田さんは、学校や職場など、人生の折々の居場所における充実感や達成感が、個々の幸福を後押しすることを、ご自身の体験も踏まえて、紹介されました。新たな門出にあたり、居場所づくりを模索されている今、これまでの人生を噛みしめてみえるようにもお見受けしました。私は内田さんのご意見と同様、「最大の幸福は自己実現にあり」、さらに「自己実現の前に自己表現あり」と考えます。「幸運」とはちがい、「幸福」は自分でつかみ取るもの。「自分がすべきこと」「自分にできること」「自分がしたいこと」は、周囲へどんどん「自己表現」。その積み重ねが「自己実現」につながり、ひいては「幸福」につながると思います。私の「幸福実現」へ向けた信条は「3C(Conversation[会話]→ Communication[意志疎通]→ Contribution[貢献])」。「相手あっての自己表現」のためには、いつでもどこでもだれにでも、まず自分から「会話」。会話とともに広がり深まった人間関係を礎に、豊かな「意志疎通」を図りながら、自分のポテンシャルを磨くべく、自分にできる「貢献」を果たしていくことに、私は自身の存在価値、ひいては幸福観を見出します。CECは「3C」には打ってつけのプラットホームであり、今の私の生きがいの一つといっても過言ではありません。今はただただ、この自分の居場所を楽しんでいますが、これがこの先どのような形になっていくのかも期待しつつ、精一杯活動を進めさせていただくつもりです。第3セッションに入り、「幸福観は個々の価値観による」ことを踏まえつつ、揺るぎない大前提として、異口同音に「健康」が挙がりました。「還暦」を越えたメンバーはもちろん、とりわけ、その大切さを痛感するご経験をされたのは酒井さんでした。留学中のカナダで、初めてコロナに罹患され、周囲と隔離された中、お一人でじっとその時間を過ごされた酒井さん。病状や地元の医療への不安の一方、家族や友だち、ふだん何気なく接していた周囲の方々の有形無形のサポートの大きさを痛感し、その存在のありがたさに改めて感謝の念を抱かれたそうです。生涯最大の病気を前に、お粥でなく、コーヒーとパン、クロワッサンだった生活も、今さらながらお察しするばかりです。”Health is wealth.” を身を以て体験された酒井さんは同時に「幸福の何たるか」も身を以て学ばれました。その「災い転じて福となす」ような貴重なご経験に、私も思うところが多々ありました。