Chatty English Circle

"Chatty English Circle" の活動予定&活動報告を紹介しています。

9月30日活動報告

【9月30日(土)CEC活動報告】

<参 加 者>4名(男性3名 女性1名)酒井さん・内田さん・徳丸さん・小野

<活動時間>14:00~15:30

<活動形態>Zoomミィーティング 

 「衣替え」を待っていたかのように、一気に秋めいてきた今日この頃、急激な気候の変化に戸惑うばかりですが、メンバーのみなさんにおかれましては、お元気にお過ごしでしょうか?過日の例会の近況報告では、内田さんが新たな準備、酒井さんが卒業に向けた提出物に目途が立ち、ご多忙ながら、一区切りをされた様子を話されました。一方、徳丸さんは身内の方のご不幸が重なる中、心身の安定を図るべく、日常生活を大切にされてみえました。私は「新型コロナ」により3年間中断していた「地域市民運動会」復活により、地域スポーツ推進員として駆り出され、その準備に落ちつかない日々を話させていただきました。今後は「スポーツの秋」に向けて、週末は各種スポーツイベントが目白押し。係として参加しなければならず、メンバーのみなさんには、CEC開催日程にくれぐれも留意していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。「縁(bond)」についてのチャットに入り、まずそのイメージを交流したところ、内田さんから「縁には、末長く続く縁と一過性の縁がある」というお話をいただき、ご自身のお仕事では「1000枚ほどの名刺交換をして、そのうちの1~2%の方々とは今もご縁が続いている」という具体例をうかがいました。この数字への捉え方は個々や視点によって分かれるところですが、いわゆる「仕事関係(business relationship)」の一端を表していると感じました。酒井さんは小学校入学以来ずっと続くお友だちとの「豊かな縁(emotional relationship)」を話されました。立ち入ったプライベートなことも含め、何でも話せるストレートな関係は、社会人になると難しいこともあります。酒井さんのご意見には、メンバー一同で得心するとともに、友だちはもちろん、ご家族や身近な人たちとも豊かな関係を築かれれている酒井さんのお人柄にもふれた気がしました。チャットが進むうちに、「縁を左右するものは何か?」という話になり、内田さんから「共通の話題や感覚をシェアし、それを維持できること」というご指摘がありました。たとえば、CECにおいては、「英語」という共通の趣味があり、それを起点にして、お互いの意見を豊かに交流し合える土壌があるので、縁も実りあるものになっていくといったところでしょうか。流行りの言葉を借りれば、「SDGs(Sustainable Development Goals)」の感性あってこそ、個々の縁がより豊かなものへと高まっていくのではないでしょうか。また、縁を語る上で外せないのが、個々の出身地。進学や就職などで故郷を離れたとき、同郷の人に出会うと、懐かしさとともに、縁を感じます。過日の「阪神タイガース優勝」の話から、内田さんと酒井さんが「大阪」の土地柄、また、「大阪人」独特の地元愛を語られるのを聞き、改めて、その密接な縁のネットワークを痛感するとともに、その礎となっている「大阪弁」のパワーも再認識しました。そして、学生時代、浪速っ子の友人に声をかけられ、「大阪府民会」を覗いたとき、ふだんのキャンパスライフとは明らかに異なる大阪弁と“しゃべり”のリズムに終始圧倒され、「タイガース」を前に「借りてきた猫」状態だった自分を思い出しました。一方、昨今はSNS普及により、「オンライン」「テキストメッセージ」による縁も増え、「縁の多様化」が思いがけない縁の広がりや深まりを生んでいます。酒井さんは、距離や時間の問題はあるものの、将来に向け、「国際的な縁」を広げ深めていきたいとの意向とともに、実用的な英語学習への意欲を話されました。最後に「私が最も縁のあった方」として、初任校の教務主任で、公私にわたりお世話になった井口先生を紹介させていただきました。当時「教員住宅」にいた「三兄弟ルーキー」に、その背中で有形無形の学びを与えてくださった先生。とりわけ、自分のことを棚に上げ、子どもたちにいつも不平不満のオンパレードだった末っ子(?)の私は、陰に日向にフォローしていただきました。度を越えた過ちにも批判や非難は一切せず、失敗から学べるようにと、いつも笑顔を絶やさなかった先生。学生時代に「ヒエラルキー」の真只中で4年間を過ごし、それを学校教育に持ち込もうとしていた私を、その背中はもちろん、「おいあくま(お:怒るな い:威張るな あ:焦るな く:悔やむな ま:負けるな)」という「ご縁プレーズ」だけで劇的に変えていただいた先生。現役を退かれた後、80キロの道程を遠路はるばる、「結婚式」「二度(二校)の研究授業」にご足労をいただいた先生。とりわけ、授業後に子どもたちの間に分け入り、そこに自然に子どもたちの輪ができていたのを見て、「教育者」としての先生の偉大さはもちろん、先生とのご縁の尊さに胸が熱くなったことを昨日のことのように思い出します。「人生はあ行(行→因→運→縁→恩)」。先生とのかけがえないご縁を形にすべく、今後ご縁のある方に「恩送り」できるように微力を尽くせたらと思います。